管理栄養士 過去問
解説あり

試験最新情報

第40回(2026年) 試験日
2026年3月1日(日)

試験日まで、77

管理栄養士試験の過去問と解説を第39回(2025年)〜第24回(2010年)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。管理栄養士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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管理栄養士について

管理栄養士とは

管理栄養士は、病院・福祉施設・学校・スポーツチーム・自治体・食品企業などで、人々の健康に合わせた食事計画や栄養指導を行う国家資格者です。

栄養の専門家として、栄養バランスを見るだけでなく、


・どのように調理すれば食べやすくなるか
・その人の生活の中で無理なく続けられるか


といった点まで含めて、食事と健康をトータルでサポートします。

管理栄養士の仕事内容

管理栄養士は、栄養に関する専門的な知識や技術をもとに、健康な人・病気や怪我をして療養が必要な人・高齢のため食事がとりにくい人など様々な状況の人に応じて栄養指導や管理、サポートを行う専門職です。
食事や栄養の管理指導を行う仕事のため、管理栄養士が活躍する場は病院などの医療機関、学校などの給食施設、スポーツ施設、食品関連業界や自治体等、多岐に渡ります。

管理栄養士の役割

医療現場:

入院患者さんの栄養管理や病気ごとの食事療法を提案します。

医師や看護師、薬剤師などと連携して、治療の一部として栄養管理を行います。

 

施設給食:

学校給食や高齢者施設の献立を作成し、安全でおいしい食事を提供します。

アレルギーや噛む力・飲み込む力に応じた形態調整も行います。

 

スポーツ分野:

選手の体づくりやコンディショニングを食事面からサポートします。

競技種目やトレーニング内容に応じて、エネルギーやたんぱく質などの摂取量を調整します。

 

行政・企業:

保健センターや自治体での健康づくり教室、栄養相談、特定保健指導などを行います。
食品企業などでは、健康志向の商品開発や表示内容の検討などに関わることもあります。

管理栄養士になるためには

①4年制の「管理栄養士養成課程」を修了

・大学などの4年制「管理栄養士養成課程」を修了するルートです。
・卒業見込みの人も、在学中に国家試験を受験できます。

最近の法改正により、管理栄養士養成施設の卒業者については、栄養士免許を取得していなくても管理栄養士国家試験を受験できるようになっています(以前は、まず栄養士免許を取得する必要がありました)。

 

②2〜4年制の「栄養士養成課程」を修了し栄養士免許を取得

・2〜4年制の「栄養士養成課程」を修了し、栄養士免許を取得したうえで、所定の実務経験を積むルートです。

・修業年限と必要な実務経験の目安は次のとおりです。

 修業年限2年:実務3年以上

 修業年限3年:実務2年以上

 修業年限4年:実務1年以上 
実務経験として認められる施設(病院、給食施設、保健所、食品会社など)の種類や、勤務形態の扱いなど、詳しい条件は厚生労働省「管理栄養士・栄養士関係」のページで必ず最新情報を確認してください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.html

勉強方法

必要な勉強時間

勉強時間の目安
基礎がある学生で200〜300時間、実務経験者はそれに加えて基礎固めが必要です。

効率的な学習方法

教科書・講義ノートの見直し
大学や専門学校で学んだ内容をもう一度整理します。

 

出題基準(ガイドライン)の確認
管理栄養士国家試験は、厚生労働省がまとめた「出題基準(ガイドライン)」に沿って出題されます。

・出題基準はおおむね4年に一度改定されます。
・最新の出題基準は「令和4年度管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)検討委員会報告書」に示されており、第38回(2024年実施)〜第41回試験に適用されています。

最新の改定内容や適用される回次は、必ず厚生労働省の資料で確認してください。

 

過去問演習
5〜10年分を繰り返し解き、本番形式に慣れます。

 

模試の活用
目安として、自己採点で120点前後を安定して超えられるようになるまで、過去問演習と模試を繰り返すと安心です。

管理栄養士の関連資格

栄養士

栄養士は、栄養士養成施設(2〜4年制)を修了することで、都道府県知事から免許を受ける資格です。

国家試験はなく、養成課程を修了することで資格を取得できます。

主な仕事は、給食施設などでの栄養管理や、健康な人を対象とした栄養指導などです。

 

管理栄養士との違い
・管理栄養士
病気や高齢など、特別な配慮が必要な人の栄養管理まで担当できる資格です。

医療現場や高度な栄養管理が必要な場面で中心的な役割を担います。

・栄養士
主に健康な人や集団を対象とした栄養指導や給食管理を行う資格です。

 

管理栄養士は栄養士の上位資格というイメージを持たれることが多く、より専門的・責任の重い業務を任されることが一般的です。

試験の概要

受験資格

4年制の管理栄養士養成施設を卒業すること、
または、栄養士養成施設を卒業後、栄養士として指定の年数の実務経験を積むことが受験資格となります。
必要な実務年数など受験資格の詳しい内容については厚生労働省 管理栄養士・栄養士関係のページを参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.html

試験の概要

項目内容
試験日2026年3月1日(日)
試験時間午前10:00〜12:25/午後13:40〜16:20
出願(書類受付)期間2025年11月4日(火)〜12月5日(金)(消印有効)
出題形式5択マークシート・200問 5択で正しいものを1つまたは2つ選ぶ方式が原則です。
科目

社会・環境と健康/人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/

食べ物と健康/基礎栄養学/応用栄養学/栄養教育論/

臨床栄養学/公衆栄養学/給食経営管理論/応用力試験

合格基準200点満点中120点以上(総得点の60%以上)
受験料6,800円(受験願書に収入印紙を貼付)
会場北海道・宮城・埼玉・東京・愛知・大阪・岡山・福岡・沖縄

合格発表

2026年3月27日(金)午後2時(予定)に厚生労働省ウェブサイトで発表されます。
例年3月下旬に発表されています。

出題基準

厚生労働省が設置する管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会によって検討された出題基準に基づいて出題されています。
このガイドラインは、おおむね4年に一度改定されます。
最新の情報を必ず確認しましょう。

免除制度

第19回の試験までは管理栄養士養成施設を卒業した方について試験科目の一部が免除されていましたが、
第20回以降は免除試験は廃止され、全員全科目受験することとなっています。

合格情報

合格率の推移

年度受験者数合格者数合格率
2025(令和7・第39回)16,1697,77848.1% 
2024(令和6・第38回)16,3298,05649.3% 
2023(令和5・第37回)16,3519,25456.6% 
2022(令和4・第36回)16,42610,69265.1%
2021(令和3・第35回)16,01910,29264.2%
2020(令和2・第34回)15,9439,87461.9%
2019(平成31・第33回)17,86410,79660.4%
2018(平成30・第32回)17,22210,47260.8%
2017(平成29・第31回)19,47210,62254.6%
2016(平成28・第30回)19,0868,53844.7%

 

ポイント

・直近2年(第38回・第39回)は合格率が50%を下回っており、全体としてはやや難しくなっている印象があります。

・ただし、受験者の内訳を見ると、
 – 管理栄養士養成課程を卒業した新卒ルートの合格率は、おおむね80%前後
 – 栄養士養成課程出身で実務経験を積んで受験する既卒ルートの合格率は、10%前後と低め
 という特徴があります。

在学中から計画的に対策を進めれば合格に近づきやすい一方で、既卒で仕事をしながら受験する場合は、意識して勉強時間を確保することが大切になります。