管理栄養士は、病院・福祉施設・学校・スポーツチーム・自治体・食品企業などで、人々の健康に合わせた食事計画や栄養指導を行う国家資格者です。
栄養の専門家として、栄養バランスを見るだけでなく、
・食べやすさ(かむ力・飲み込む力、体調に合わせた食事形態など)
・続けやすさ(生活リズム、予算、好み、調理の手間など)
・安全性(衛生、アレルギー対応、誤えんの予防など)
といった点まで含めて、食事と健康をトータルでサポートします。
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第41回(2027年) 試験日
2027年2月28日(日)
試験日まで、134日
管理栄養士試験の過去問と解説を第40回(2026年)〜第24回(2010年)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。管理栄養士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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管理栄養士は、病院・福祉施設・学校・スポーツチーム・自治体・食品企業などで、人々の健康に合わせた食事計画や栄養指導を行う国家資格者です。
栄養の専門家として、栄養バランスを見るだけでなく、
・食べやすさ(かむ力・飲み込む力、体調に合わせた食事形態など)
・続けやすさ(生活リズム、予算、好み、調理の手間など)
・安全性(衛生、アレルギー対応、誤えんの予防など)
といった点まで含めて、食事と健康をトータルでサポートします。
管理栄養士は、栄養に関する専門的な知識や技術をもとに、次のような人を支援します。
・健康を保ちたい人
・病気やけがのため療養が必要な人
・高齢などの理由で食事をとりにくい人
・食物アレルギーがある人
・スポーツの成績向上や体づくりを目指す人
働く場所は、病院などの医療機関、学校や福祉施設などの給食施設、スポーツ施設、食品関連企業、保健所、自治体など、さまざまです。
医療現場:
入院患者さんの栄養管理や病気ごとの食事療法を提案します。
医師や看護師、薬剤師などと連携して、治療の一部として栄養管理を行います。
福祉施設や学校給食の現場:
子ども、高齢者、障害のある人など、それぞれの体の状態に合った献立作成や給食管理を行います。
アレルギー対応や、かむ力・飲み込む力に合わせた調整も大切な役割です。
スポーツ分野:
選手の体づくりやコンディショニングを食事面からサポートします。
競技種目やトレーニング内容に応じて、エネルギーやたんぱく質などの摂取量を調整します。
行政・企業:
保健センターや自治体での健康づくり教室、栄養相談、特定保健指導などを行います。
食品企業などでは、健康志向の商品開発や表示内容の検討などに関わることもあります。
管理栄養士になるには、主に次の2つの方法があります。いずれの場合も、管理栄養士国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。
①4年制の「管理栄養士養成課程」を修了
・大学などの4年制「管理栄養士養成課程」で、栄養学や栄養管理に必要な知識と技術を学ぶルートです。
・卒業者だけでなく、定められた期限までに卒業する見込みの人も、在学中に国家試験を受験できます。
・2027年実施の第41回試験では、2027年3月10日(水)までに卒業する見込みの人も受験できます。
2025年4月1日の法改正により、管理栄養士養成施設の卒業者は、栄養士免許を取得していなくても管理栄養士国家試験を受験できるようになりました。
以前は国家試験の受験資格として栄養士免許が必要でしたが、この手続きが不要になっています。
ただし、国家試験に合格しただけでは管理栄養士の免許は取得できません。合格後に免許申請を行い、管理栄養士名簿に登録される必要があります。
②2〜4年制の「栄養士養成課程」を修了し栄養士免許を取得
・2〜4年制の「栄養士養成課程」を修了し、栄養士免許を取得したうえで、決められた年数の実務経験を積むルートです。
・養成施設の修業年限によって、必要な実務経験の年数が異なります。
修業年限2年:実務経験3年以上
修業年限3年:実務経験2年以上
修業年限4年:実務経験1年以上
実務経験とは、病院、学校、福祉施設、給食施設、食品関連企業、保健所など、法律で定められた施設で栄養の指導に関する仕事をすることです。
第41回試験では、2026年12月4日(金)までに必要な実務経験を満たしていることが条件です。
実務経験として認められる施設や仕事内容、勤務期間の数え方には細かな決まりがあります。
詳しい条件は、厚生労働省の「管理栄養士・栄養士関係」のページで確認してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.html
勉強時間の目安
栄養学の基礎知識がある学生の場合、200〜300時間程度が勉強時間の一つの目安です。
ただし、これは国が定めた時間ではなく、実際に必要な勉強時間は、これまでの学習状況や得意・不得意によって異なります。
実務経験がある人でも、卒業から時間がたっている場合や、仕事で扱わない分野が多い場合は、基礎から復習する時間が必要になることがあります。
苦手な科目を早めに確認し、試験日から逆算して学習計画を立てることが大切です。
教科書・講義ノートの見直し
大学や専門学校で学んだ内容をもう一度整理します。
特に、人体のしくみ、病気と栄養の関係、食品の成分、栄養管理など、基本となる知識をしっかり理解することが重要です。
出題基準(ガイドライン)の確認
管理栄養士国家試験は、厚生労働省がまとめた「出題基準(ガイドライン)」に沿って出題されます。
・出題基準は、おおむね4年に一度改定することが望ましいとされています。
・2026年10月時点で公表されている最新の出題基準は、令和4年度に改定されたものです。
・この出題基準は、第38回(2024年実施)から適用されています。
令和4年度の改定では、医師や看護師など、ほかの専門職と協力して栄養管理を行うための知識や、法律・制度の変更に対応した栄養管理などが重視されています。
また、知識を覚えるだけでなく、実際の状況に合わせて考え、判断する力も求められます。
最新の出題基準や改定内容は、厚生労働省の資料で確認してください。
過去問演習
5〜10年分の過去問を繰り返し解き、本番形式に慣れます。
ただし、法律、制度、統計、日本人の食事摂取基準などは、過去の試験から内容が変更されている場合があります。
まず新しい年度の問題から取り組み、間違えた問題は教科書や出題基準に戻って確認すると効果的です。
正しい答えを覚えるだけでなく、ほかの選択肢がなぜ間違っているのかも理解するようにしましょう。
模試の活用
管理栄養士国家試験は、近年、200点満点中120点以上が合格基準となっています。
そのため、自己採点で120点を安定して超えられることを一つの目標にするとよいでしょう。
ただし、120点は合格基準に相当する点数であり、余裕をもって合格を目指すには、さらに高い得点を目標にすることをおすすめします。
過去問演習と模試を繰り返し、時間配分や苦手分野を確認しながら、少しずつ得点を伸ばしていきましょう。
栄養士は、国が指定する栄養士養成施設(2〜4年制)で必要な知識や技術を学び、都道府県知事から免許を受ける資格です。
管理栄養士とは異なり、国家試験はありません。養成施設を卒業した後、免許申請を行うことで取得できます。
主な仕事は、給食施設などでの献立作成や給食管理、栄養指導などです。
病院、学校、福祉施設、食品関連企業など、さまざまな場所で働くことができます。
管理栄養士との違い
・管理栄養士
病気の治療に必要な栄養指導や、専門的な知識と技術を必要とする栄養管理などを行う資格です。
病気や高齢などの理由で特別な配慮が必要な人に対し、体の状態や栄養状態に合わせた食事の指導を行います。
また、大人数に食事を提供する施設では、利用者の健康状態に応じた特別な給食管理や、施設への栄養改善の指導なども担当します。
管理栄養士になるには、国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。
・栄養士
栄養の指導や献立作成、給食管理などを行う資格です。
健康な人への栄養指導のほか、学校や福祉施設などでの食事の提供や栄養管理にも関わります。
資格を取得するための国家試験はなく、指定された栄養士養成施設を卒業し、都道府県知事の免許を受けることで取得できます。
管理栄養士は、栄養士よりも高度で専門的な栄養管理を行う資格として位置づけられています。
ただし、栄養士が病気のある人や高齢者に関わる仕事を一切できないという意味ではありません。
実際の仕事では、施設や業務内容に応じて、管理栄養士と栄養士が協力して栄養管理を行うこともあります。
管理栄養士国家試験を受験するには、次のいずれかの条件を満たす必要があります。
①4年制の管理栄養士養成施設を卒業した人
4年制の管理栄養士養成施設を卒業した人、または定められた期限までに卒業する見込みの人が対象です。
2025年4月1日から、受験資格として栄養士免許を取得する必要はなくなりました。
第41回試験では、2027年3月10日(水)までに卒業する見込みの人も受験できます。
②栄養士養成施設を卒業し、実務経験を積んだ人
栄養士養成施設を卒業し、栄養士免許を取得した後、法律で認められた施設で必要な年数の実務経験を積んだ人が対象です。
必要な実務経験は次のとおりです。
2年制の栄養士養成施設:3年以上
3年制の栄養士養成施設:2年以上
4年制の栄養士養成施設:1年以上
第41回試験では、2026年12月4日(金)までに必要な実務経験を満たしている必要があります。
また、旧制度で指定された一部の養成施設を卒業した人には、特別な受験資格が認められる場合があります。
受験資格や必要書類の詳しい内容については、厚生労働省「管理栄養士・栄養士関係」のページを確認してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.htmlす。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験名 | 第41回管理栄養士国家試験 |
| 試験日 | 2027年2月28日(日) |
| 試験時間 | 午前10:00〜12:25/午後13:40〜16:20 |
| 出願(書類受付)期間 | 2026年11月2日(月)〜12月4日(金)(郵送は当日消印有効) |
| 出願方法 | 原則として書留郵便による書類提出 |
| 出題形式 | 5つの選択肢から1つ、または指定された2つを選ぶマークシート方式 |
| 問題数 | 200問 |
| 合格基準 | 近年は200点満点中120点以上(総得点の60%以上) |
| 受験料 | 6,800円(受験願書に収入印紙を貼付) |
| 試験地 | 北海道・宮城・埼玉・東京・愛知・大阪・岡山・福岡・沖縄 |
| 受験票発送予定日 | 2027年2月10日(水) |
<試験科目と問題数>
社会・環境と健康:16問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち:26問
食べ物と健康:25問
基礎栄養学:14問
応用栄養学:16問
栄養教育論:13問
臨床栄養学:26問
公衆栄養学:16問
給食経営管理論:18問
応用力試験:30問
合計200問、200点満点です。
応用力試験では、複数の分野で学んだ知識を組み合わせ、実際の栄養管理の場面に合わせて考える力が問われます。
<出願時の注意事項>
出願には、受験願書、写真、受験資格を証明する書類などが必要です。
栄養士養成施設を卒業して受験する人は、栄養士免許証の写しや実務証明書なども提出します。
管理栄養士養成施設を卒業する見込みの人は、卒業・履修見込証明書などが必要です。また、2027年3月10日(水)午後5時までに卒業・履修証明書を追加提出する必要があります。
受験願書などは厚生労働省のウェブサイトから印刷して使用できます。
郵送による出願は、2026年12月4日(金)までの消印がある書留郵便が受け付けられます。
受験票が2027年2月18日(木)までに届かない場合は、管理栄養士国家試験運営本部事務所へ問い合わせてください。
※二次試験はありません。
※科目合格制度(科目ごとの合格を翌年に持ち越す制度)はありません。
そのため、不合格だった場合は、次の回に全科目をまとめて受け直す必要があります。
2027年3月26日(金)午後2時に厚生労働省ウェブサイトで発表されます。
例年3月下旬に発表されています。
合格者の受験地と受験番号が掲載され、合格した人には、同日に合格証書が郵送で発送される予定です。
例年、合格発表は3月下旬に行われています。
なお、国家試験に合格しただけでは、管理栄養士として働くための免許を取得したことにはなりません。
合格後に管理栄養士免許の申請を行い、厚生労働省の管理栄養士名簿に登録されることで、管理栄養士の名称を使用して業務を行えるようになります。
免許申請は、申請時の住所地の都道府県を通じて行います。
管理栄養士国家試験は、厚生労働省が設置する「管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会」で検討された出題基準に沿って出題されます。
出題基準は、管理栄養士として必要な知識や技術の範囲を示したものです。
医学や栄養学の進歩、法律や制度の変更などに対応するため、おおむね4年に一度改定することが望ましいとされています。
2026年10月時点で公表されている最新の出題基準は、令和4年度に改定されたもので、第38回(2024年実施)から適用されています。
今回の出題基準では、栄養に関する基本的な知識だけでなく、ほかの医療・福祉の専門職と協力して栄養管理を行う力や、実際の状況に合わせて考え、判断する力も重視されています。
また、応用力試験では、複数の科目で学んだ内容を組み合わせた問題が出題されます。
最新の出題基準や改定状況は、厚生労働省の公式資料で確認してください。
第19回の試験までは管理栄養士養成施設を卒業した方について試験科目の一部が免除されていましたが、
第20回以降は免除試験は廃止され、全員全科目受験することとなっています。
また、管理栄養士国家試験には、科目合格制度はありません。
一部の科目だけ合格して、次の回に持ち越すことはできません。
不合格だった場合は、次の回に全科目を受け直す形になります。
国家資格である「管理栄養士免許」には、有効期限がなく、定期的な免許更新も必要ありません。
一度免許を取得すれば、法律に基づく免許の取消しなどがない限り、引き続き資格を使用できます。
ただし、氏名や本籍地の都道府県名など、管理栄養士名簿の登録事項に変更があった場合は、30日以内に名簿訂正の申請を行う必要があります。
免許証の記載内容を変更する場合は、必要に応じて免許証の書換え交付も申請します。
なお、日本栄養士会が認定する「認定管理栄養士」などは、国家資格とは別の認定制度です。
この認定制度には5年間の有効期間があり、認定を継続するには更新手続きが必要です。
管理栄養士免許そのものの更新制度と混同しないようにしましょう。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2026(令和8・第40回) | 15,927 | 7,582 | 47.6% |
| 2025(令和7・第39回) | 16,169 | 7,778 | 48.1% |
| 2024(令和6・第38回) | 16,329 | 8,056 | 49.3% |
| 2023(令和5・第37回) | 16,351 | 9,254 | 56.6% |
| 2022(令和4・第36回) | 16,426 | 10,692 | 65.1% |
| 2021(令和3・第35回) | 16,019 | 10,292 | 64.2% |
| 2020(令和2・第34回) | 15,943 | 9,874 | 61.9% |
| 2019(平成31・第33回) | 17,864 | 10,796 | 60.4% |
| 2018(平成30・第32回) | 17,222 | 10,472 | 60.8% |
| 2017(平成29・第31回) | 19,472 | 10,622 | 54.6% |
| 2016(平成28・第30回) | 19,086 | 8,538 | 44.7% |
ポイント
直近3回の第38回・第39回・第40回は、いずれも合格率が50%を下回っています。
2022年の第36回は65.1%でしたが、2026年の第40回は47.6%となっており、近年は合格率が低い傾向にあります。
ただし、合格率は試験問題の難しさだけでなく、受験者の学習状況や受験者の内訳などによっても変わるため、合格率の低下だけで試験が難しくなったとは断定できません。
また、受験者の区分によって、合格率には大きな差があります。
第40回(2026年実施)の合格率は、次のとおりです。
管理栄養士養成課程の新卒:79.3%
管理栄養士養成課程の既卒:9.4%
栄養士養成課程の既卒:11.0%
管理栄養士養成課程の新卒者は、約8割が合格している一方、既卒者の合格率は約1割となっています。
このため、在学中から計画的に勉強を進め、学んだ知識を十分に身につけておくことが大切です。
卒業後に受験する人や仕事をしながら受験する人は、勉強時間を確保し、苦手分野を繰り返し復習することが重要になります。