管理栄養士 過去問
第36回(2022年)
問96 (午前の部 問97)

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問題

管理栄養士試験 第36回(2022年) 問96(午前の部 問97) (訂正依頼・報告はこちら)

特殊環境下での生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 高温環境では、皮膚血管が収縮する。
  • 低温環境では、基礎代謝量が低下する。
  • 低温環境では、アドレナリン分泌が抑制される。
  • 低圧環境では、肺胞内酸素分圧が低下する。
  • 無重力環境では、循環血液量が増加する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

低圧(気圧が低い)環境下では酸素が少ないため、肺に取り込む酸素量も低下します。

よって肺胞内酸素分圧も低下するのです。

1:高温環境では皮膚血管が拡張します。

血管の拡張によって血流量を増やし体温の低下をはかります。

2:低温環境では熱を産生するために基礎代謝量が上昇します。

3:低温環境ではアドレナリン分泌が上昇します。

5:無重力環境では循環血液量が減少します。

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02

高温環境:発熱

低温環境:基礎代謝の亢進

高圧環境:減圧症(潜函病)

低圧環境:高山病、赤血球の増加

無重力:筋肉の萎縮、骨量の減少、循環器血液量の減少

選択肢1. 高温環境では、皮膚血管が収縮する。

高温環境では、皮膚血管が弛緩します。

皮膚血管が弛緩することで熱を放出します。

選択肢2. 低温環境では、基礎代謝量が低下する。

低温環境では、基礎代謝量が上昇します。

基礎代謝量が上昇するため、エネルギー摂取量は増加します。

選択肢3. 低温環境では、アドレナリン分泌が抑制される。

低温環境では、アドレナリン分泌が増加します。

アドレナリンの分泌の増加により熱産生を増やすことができます。

選択肢4. 低圧環境では、肺胞内酸素分圧が低下する。

正しいです。

低圧環境下では酸素が少ない状態のため肺に取り込む酸素量も低下することで肺胞内酸素分圧が低下します。

選択肢5. 無重力環境では、循環血液量が増加する。

無重力環境では、循環血液量が減少します。

無重力環境では下肢の体液が頭方へ移動し、尿量が増え循環血液量が減少します。

まとめ

特殊環境下での生理的変化について理解しておきましょう。

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03

特殊環境下での生理的変化について理解を深めましょう。

選択肢1. 高温環境では、皮膚血管が収縮する。

高温環境では、皮膚血管が弛緩します。

暑い場所で体温が上昇すると、身体が放熱しようと皮膚血管を拡張させます。

選択肢2. 低温環境では、基礎代謝量が低下する。

低温環境では、基礎代謝量が上昇します。

寒い場所で体温が下がると、身体が体温維持のため熱産性を増加させます。

選択肢3. 低温環境では、アドレナリン分泌が抑制される。

低温環境では、アドレナリン分泌が増加します。

低温環境下では、アドレナリンを分泌することによって皮膚血管の収縮や血圧上昇などを引き起こします。

選択肢4. 低圧環境では、肺胞内酸素分圧が低下する。

正しいです。

低圧環境では、肺胞内酸素分圧が低下します。

低圧環境下では酸素が少ないため、呼気の酸素分圧が低下します。

選択肢5. 無重力環境では、循環血液量が増加する。

無重力環境では、尿量が増え、循環血液量が減少します。

まとめ

特殊環境下では、身体が生命維持をしようとすることで様々な生理的変化が起こります。

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