管理栄養士 過去問
第39回
問66 (午前の部 問66)

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問題

管理栄養士試験 第39回 問66(午前の部 問66) (訂正依頼・報告はこちら)

オレンジピーマン(果実・生)可食部100g当たりのビタミンA量を表に示した。レチノール活性当量(µgRAE)として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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  • 48
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この過去問の解説 (2件)

01

表にあるα-カロテン150 µg、β-カロテン420 µg、β-クリプトキサンチン290 µgを、食品中カロテノイドの換算式RAE=レチノール+β-カロテン/12+(α-カロテン+β-クリプトキサンチン)/24で計算すると、約53 µgRAEになります。

表ではレチノールは「―」のため0として扱います。

選択肢1. 35

β-カロテンだけを/12で換算した420/12=35に相当します。

α-カロテンやβ-クリプトキサンチンを無視しており過小です。

選択肢2. 48

一部の成分を十分に加味しておらず、計算値約53.3より小さくなっています。

過小です。

選択肢3. 53

計算:420/12=35.0150/24=6.25290/24=12.08、合計約53.33 µgRAE

四捨五入で53が妥当です。

選択肢4. 59

計算値よりやや大きく、根拠と一致しません。

選択肢5. 72

計算値より大幅に大きいため不適切です。

まとめ

RAE換算の基本は、β-カロテン/12、α-カロテン/24、β-クリプトキサンチン/24(レチノールはそのまま加算)です。

今回の表の数値をあてはめると約53 µgRAEとなり、53が最も適当です。

出題で迷ったら、どのカロテノイドを含むかを確認→換算係数で計算の順に整理すると確実です。

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02

計算問題はあまり出題されませんが、余裕があれば計算式も覚えておきましょう。

 

選択肢1. 35

不正解です。

 

選択肢2. 48

不正解です。

 

選択肢3. 53

正解です。

レチノール活性当量の計算方法は

レチノール活性当量(µgRAE)

レチノール (µg) + 1/12 × β-カロテン (µg) + 1/24 × α–カロテン (µg) + 1/24 × β–クリプトキサンチン (µg)  +

  1/24 × その他のプロビタミンAカロテノイド (µg)で、計算できます。

 

 

β-カロテン:420

α-カロテン:150

β-クリプトキサンチン:290  を入れて計算します。

ほかの記載が無いものはとして計算します

 

レチノール活性当量(µgRAE) = 1/12 × 420 + 1/24 × 150 + 1/24 × 290

= 35 + 6.25 + 12.08 = 53.3333 ≒ 53 (µgRAE)

 

選択肢4. 59

不正解です。

 

選択肢5. 72

不正解です。

 

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