管理栄養士 過去問
第39回(2025年)
問77 (午前の部 問77)

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問題

管理栄養士試験 第39回(2025年) 問77(午前の部 問77) (訂正依頼・報告はこちら)

ビタミンB群とその補酵素型の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • ビタミンB1 ―――― ピリドキサールリン酸(PLP)
  • ビタミンB2 ―――― フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)
  • ビタミンB6 ―――― チアミン二リン酸(TDP)
  • ビオチン ―――― コエンザイムA(CoA)
  • 葉酸 ―――― メチルコバラミン

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この過去問の解説 (3件)

01

「ビタミンB2―フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)」が最も適当です。

リボフラビン(B2)は体内でFADやFMNという形の補酵素になって働きます。

他の選択肢は、別のビタミンの補酵素名と入れ替わっている組合せです。

選択肢1. ビタミンB1 ―――― ピリドキサールリン酸(PLP)

B1(チアミン)の補酵素はチアミン二リン酸(TDP/TPP)です。

PLPはビタミンB6の補酵素なので、この組合せは合いません。

選択肢2. ビタミンB2 ―――― フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)

B2(リボフラビン)はFADやFMNとして酸化還元反応に関わります。

正しい組合せです。

選択肢3. ビタミンB6 ―――― チアミン二リン酸(TDP)

B6(ピリドキシン/ピリドキサール/ピリドキサミン)の補酵素はピリドキサールリン酸(PLP)です。

TDPはビタミンB1の補酵素なので誤りです。

選択肢4. ビオチン ―――― コエンザイムA(CoA)

ビオチンはカルボキシラーゼの補酵素として二酸化炭素の受け渡しに関わります。

CoAはパントテン酸(ビタミンB5)由来の補酵素で、脂肪酸代謝などに使われます。

この組合せは違います。

選択肢5. 葉酸 ―――― メチルコバラミン

葉酸の活性型はテトラヒドロ葉酸(THF)で、一炭素単位(C1)の受け渡しに使われます。

メチルコバラミンはビタミンB12の補酵素名です。

組合せが合っていません。

まとめ

ビタミンB群は名前(B1/B2/B6など)と補酵素名(TDP、FAD、PLP、THF、CoAなど)が対応します。
対応の代表例は次のとおりです。

 

・B1→TDP/TPP

・B2→FAD/FM1

・B6→PLP

・B5→CoA

・葉酸→THF

・B12→メチルコバラミン


この対応関係を覚えておくと、入れ替え問題でも落ち着いて判断できます。

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02

ビタミンは、代謝の際に酵素の働きを補助する「補酵素」としての働きがあります。補酵素として働く際、ビタミンの一部は酵素反応に必要な活性型に変換されます。

選択肢1. ビタミンB1 ―――― ピリドキサールリン酸(PLP)

不正解です。

ビタミンB1の補酵素型はチアミン二リン酸・チアミンピロリン酸です。

選択肢2. ビタミンB2 ―――― フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)

正解です。

選択肢3. ビタミンB6 ―――― チアミン二リン酸(TDP)

不正解です。

ビタミンB6の補酵素型は、ピリドキサールリン酸です。

選択肢4. ビオチン ―――― コエンザイムA(CoA)

不正解です。

ビオチンは、ピルビン酸カルボキシラーゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼ、プロピオニルCoAカルボキシラーゼ、3-メチルクロトノイルCoAカルボキシラーゼの4種類の補酵素として働きます。

選択肢5. 葉酸 ―――― メチルコバラミン

不正解です。

葉酸の補酵素型はテトラヒドロ葉酸です。

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03

ビタミンB群だけでなく、補酵素型についても覚えておきましょう。

選択肢1. ビタミンB1 ―――― ピリドキサールリン酸(PLP)

不正解です。

ビタミンB1の補酵素型は、チアミン二リン酸です。
 

選択肢2. ビタミンB2 ―――― フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)

正解です。

選択肢3. ビタミンB6 ―――― チアミン二リン酸(TDP)

不正解です。

ビタミンB6の補酵素型は、ピリドキサールリン酸です。

選択肢4. ビオチン ―――― コエンザイムA(CoA)

不正解です。

パントテン酸の補酵素型は、コエンザイムAです。

 

選択肢5. 葉酸 ―――― メチルコバラミン

不正解です。

ビタミンB12 の補酵素型は、メチルコバラミンです。

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