管理栄養士 過去問
第39回(2025年)
問80 (午前の部 問80)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
管理栄養士試験 第39回(2025年) 問80(午前の部 問80) (訂正依頼・報告はこちら)
- 栄養素1g当たりの代謝水の量は、たんぱく質より脂質が多い。
- 水分摂取量が増加すると、不可避尿量は増加する。
- 水分摂取量が不足すると、バソプレシンの分泌は減少する。
- 発汗では、ナトリウムの損失がない。
- 不感蒸泄量は、外気温の影響を受けない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
水分出納とは、体内に取り入れられる水分量と排出される水分量のバランスを言います。一般に成人の水分出納は約2.5〜3L/日とされています。
水分出納は、抗利尿ホルモンや、電解質(Na・K濃度)によって恒常的に調整されています。
正解です。
栄養素1gあたりの代謝水の量は、
たんぱく質:約10ml
脂質:約11.5ml
で、脂質のほうが多くなります。
不正解です。
水分摂取量が増加しても、不可避尿量は変わりません。
不正解です。
水分摂取量が不足すると。バソプレシンの分泌は増加します。
不正解です。
発汗では、ナトリウムを喪失します。
不正解です。
不感蒸泄量は、外気温の影響を受けます。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
02
「栄養素1g当たりの代謝水の量は、たんぱく質より脂質が多い。」が最も適当です。
脂質は燃えるときにできる代謝水の量が特に多く、たんぱく質より多い特徴があります(おおよそ脂質>炭水化物>たんぱく質の順です)。
適切です。
脂質の酸化では多くの水が生じるため、同じ1gなら脂質の方がたんぱく質より代謝水が多いです。
不適切です。
不可避尿量は、体内の老廃物を排出するために最低限必要な尿量で、主に溶質の量(尿素や電解質)で決まります。
水を多く飲んでも「最低限必要な量」が増えるわけではありません。
増えるのは実際の尿量です。
不適切です。
水分が足りないと血液が濃くなり、バソプレシン(抗利尿ホルモン)の分泌は増加します。
これにより腎臓で水の再吸収が進み、尿を減らして水を守ります。
不適切です。
汗にはナトリウムが含まれます。
濃度は低めでも、たくさん汗をかくとナトリウムの損失が起こります。
不適切です。
不感蒸泄(皮膚や肺から気づかないうちに失われる水分)は、外気温や湿度、換気などの影響を受けます。
暑いほど蒸散が増えやすいです。
水の出納では、
・代謝水は脂質が多い
・不可避尿量は溶質量で決まる
・水不足ではバソプレシンが増える
・汗でナトリウムは失われる
・不感蒸泄は環境に左右される
という基本を押さえると判断しやすいです。
今回の正しい記述は、脂質は1gあたりの代謝水がたんぱく質より多いという点でした。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
水分出納はどのような仕組みであるか理解しておきましょう。
正解です。
不正解です。
水分摂取量が増加すると、可避尿量は増加します。
不正解です。
水分摂取量が不足すると。バソプレシンの分泌は増加します。
不正解です。
発汗では、ナトリウムを損失します。
不正解です。
不感蒸泄量は、外気温の影響を受けます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問79)へ
第39回(2025年) 問題一覧
次の問題(問81)へ