管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問39 (人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問23)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問39(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

血液疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 溶血性貧血では、尿中ウロビリノーゲンが減少する。
  • 成人T細胞白血病は、ヒト免疫不全ウイルスにより起こる。
  • 喫煙者では、ヘモグロビン濃度が低下する。
  • 血友病では、関節内出血がみられない。
  • 急性白血病では、出血傾向がみられる。

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この過去問の解説 (2件)

01

血液の役割や原因別の病状を覚えましょう。

貧血にも、鉄欠乏性、巨赤芽球性、再生不良性、腎性、溶血性などがあります。

原因によって病名や特徴が異なるので、違いを把握しましょう。

選択肢1. 溶血性貧血では、尿中ウロビリノーゲンが減少する。

不正解です。

溶血性貧血は、赤血球が破壊され溶けだすことが原因で起こる貧血のことです。

赤血球が壊れるとビリルビンとなり、ウロビリノーゲンに変わります。

よってウロビリノーゲンは増加します。

選択肢2. 成人T細胞白血病は、ヒト免疫不全ウイルスにより起こる。

不正解です。

ヒトT細胞白血病ウイルス1型というウイルスによって起こります。

HIV(エイズ)とは別物なので注意しましょう。

選択肢3. 喫煙者では、ヘモグロビン濃度が低下する。

不正解です。

ヘモグロビンが煙に含まれる一酸化炭素とくっつくことで、酸素を運べなくなるため、人体は酸素を運ぶためにヘモグロビンを増やそうとします。

選択肢4. 血友病では、関節内出血がみられない。

不正解です。

血友病は凝固因子が不足しているため、関節や筋肉の内出血がみられます。

選択肢5. 急性白血病では、出血傾向がみられる。

正解です。

骨髄の中でがん化した血球が増殖するため、血小板が減少し、出血傾向がみられます。

まとめ

血液の疾患は人体に大きな影響を与えます。

血液の役割の重要性と共に、疾病によりどのような影響与えるかを考えると良いでしょう。

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02

血液疾患に関して、役割や特徴について理解を深めましょう。

選択肢1. 溶血性貧血では、尿中ウロビリノーゲンが減少する。

不正解です。

 

溶血性貧血では、尿中ウロビリノーゲンが増加します。

溶血性貧血とは、赤血球が通常(120日)より早く破壊されることで生じる貧血です。

溶血性貧血の特徴は、黄疸褐色尿です。

選択肢2. 成人T細胞白血病は、ヒト免疫不全ウイルスにより起こる。

不正解です。

 

成人T細胞白血病は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)により起こります。

感染経路は母子感染性交渉です。

 

エイズヒト免疫不全ウイルスにより起こります。

選択肢3. 喫煙者では、ヘモグロビン濃度が低下する。

不正解です。

 

喫煙者では、ヘモグロビン濃度が上昇します。

喫煙すると、酸素が細胞に十分に運搬できなくなり、酸欠状態に陥るため、補おうとして赤血球やヘモグロビンが増えます。

選択肢4. 血友病では、関節内出血がみられない。

不正解です。

 

血友病では、関節内出血がみられます

血友病とは、出血を止めるために必要な血液凝固因子が生まれつき不足しているため、血が止まりにくい病気です。

選択肢5. 急性白血病では、出血傾向がみられる。

正解です。

 

出血傾向が見られる原因は、白血病細胞が骨髄で異常増殖し、血小板が十分に作られなくなるからです。

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