管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問41 (人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問25)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問41(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

膠原病・自己免疫疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 全身性エリテマトーデスは、日光浴で軽快する。
  • 関節リウマチは、加齢に伴い寛解する。
  • 強皮症では、消化管蠕動運動が亢進する。
  • 皮膚筋炎は、悪性腫瘍を合併しやすい。
  • シェーグレン症候群では、唾液分泌が亢進する。

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この過去問の解説 (2件)

01

膠原病・自己免疫疾患とは、本来人体を守るはずの免疫システムが、健康な組織を攻撃してしまうことにより引き起こされる疾患のことです。

選択肢1. 全身性エリテマトーデスは、日光浴で軽快する。

不正解です。

全身性エリテマトーデスは皮膚や粘膜にも症状が現れ、日光で悪化する光線過敏症が含まれます。

選択肢2. 関節リウマチは、加齢に伴い寛解する。

不正解です。

高齢になってから発症するケースも多く、加齢とともに寛解することはありません。

適切な治療が必要です。

選択肢3. 強皮症では、消化管蠕動運動が亢進する。

不正解です。

皮膚や内臓が硬くなってしまう疾患です。

消化管の壁も硬くなり動かしにくくなることから、蠕動運動は低下します。

選択肢4. 皮膚筋炎は、悪性腫瘍を合併しやすい。

正解です。

炎症部位が悪性腫瘍となりやすいため、がん検査が必要となります。

選択肢5. シェーグレン症候群では、唾液分泌が亢進する。

不正解です。

涙腺や唾液腺などの外分泌腺が攻撃されて起こる疾患です。

唾液分泌は低下します。

まとめ

自己免疫が自分の身体を攻撃し、それにより人体の機能に不具合が起きます。

攻撃対象となった部位や起きる症状によって病状が異なりますが、合併する場合もあります。

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02

膠原病とは、免疫に異常が生じ自身の正常な細胞や組織を誤って攻撃してしまう自己免疫疾患です。

 

それぞれの自己免疫疾患の特徴を理解しましょう。

選択肢1. 全身性エリテマトーデスは、日光浴で軽快する。

不正解です。

 

全身性エリテマトーデスは、日光浴で悪化します。

全身性エリテマトーデスとは、免疫系が自身の細胞や臓器を攻撃してしまう自己免疫疾患です。

日光に含まれる紫外線によって光線過敏症が引き起こされるため、徹底した紫外線対策が必要です。

選択肢2. 関節リウマチは、加齢に伴い寛解する。

不正解です。

 

関節リウマチは、加齢に伴い寛解しません

関節リウマチは免疫異常によって引き起こされるため、年齢は関係なく自然治癒することはありません

選択肢3. 強皮症では、消化管蠕動運動が亢進する。

不正解です。

 

強皮症では、消化管蠕動運動が低下します。

強皮症とは皮膚や内臓の繊維化が見られ、血流障害を特徴とする自己免疫疾患です。

30〜50代の女性に多く発症します。

選択肢4. 皮膚筋炎は、悪性腫瘍を合併しやすい。

正解です。

 

皮膚筋炎とは、免疫の異常により筋力が低下したり、顔や手指の関節に出る特徴的な紅斑を伴う疾患です。

合併症として、間質性肺炎悪性腫瘍を合併することがあります。

選択肢5. シェーグレン症候群では、唾液分泌が亢進する。

不正解です。

 

シェーグレン症候群では、唾液分泌が減少します。

シェーグレン症候群とは、自身の涙腺や唾液腺を破壊する自己免疫疾患です。

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