管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問124 (臨床栄養学 問14)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問124(臨床栄養学 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

70歳、男性。食後に胸やけ、悪心、食物のつかえ感を訴え、胃食道逆流症(GERD)と診断された。この患者の症状を増悪させないために、摂取を避けるように指導する食品および料理として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • グレープフルーツ
  • 麦茶
  • 白粥
  • 卵豆腐
  • 里芋の煮物

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この過去問の解説 (2件)

01

胃食逆流症(逆流性食道炎)とは、胃酸や胃の中身が逆流し、食道に戻ってしまう症状を指します。

食道は胃とは異なり胃酸から守るための粘膜がないため、炎症やただれが起き、胸やけや飲み込みづらさなどの症状が現れます。

摂取を避けるべき食品には以下のようなものがあげられます。

 

柑橘類:クエン酸が胃酸の分泌を促進する。

油分が多いもの:消化に時間がかかる。

アルコール:食道と繋がる括約筋を緩める。胃酸の分泌を促進する。

カフェイン:食道と繋がる括約筋を緩める。

選択肢1. グレープフルーツ

正解です。

選択肢2. 麦茶

不正解です。

緑茶やコーヒーなどカフェインの含まれいる飲み物が対象です。

選択肢3. 白粥

不正解です。

消化に良い食べ物は胃食道逆流症(GERD)では推奨されます。

選択肢4. 卵豆腐

不正解です。

消化に良い食べ物は胃食道逆流症(GERD)では推奨されます。

選択肢5. 里芋の煮物

不正解です。

油分を使用しない煮物は胃食道逆流症(GERD)では推奨されます。

まとめ

胃食道逆流症(GERD)では具体的な食材のほかにも

一回の食事量を減らす

よく噛んで食べる

就寝直前の飲食を控える

など、食生活自体の注意ポイントもあるので、合わせて覚えましょう。

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02

胃の内容物が食道へ逆流して胸やけなどを起こす、GERDの方への食事指導です。
避けたいのは、胃酸の分泌を増やすものや、酸が逆流しやすくなるものになります。
刺激が強いか、それとも消化にやさしいかの二軸で見ていきます。

選択肢1. グレープフルーツ

これが正解です。
柑橘類は酸味が強く胃を刺激するため、胸やけや逆流を悪化させやすく、避けるよう伝えたい食品です。

選択肢2. 麦茶

カフェインを含まず胃への刺激も少ないので、安心してとれる飲みものです。

選択肢3. 白粥

やわらかく消化がよいため胃にやさしく、症状があるときにむしろ向いている食品です。

選択肢4. 卵豆腐

これもやわらかくて消化がよく、胃への負担が少ない食品です。

選択肢5. 里芋の煮物

脂質の多い料理は控えたいところですが、煮物であれば刺激は強くなく、かんきつ類ほど優先して避けるものではありません。

まとめ

里芋の煮物で迷った人は、「煮物=脂っこい」と短絡していたのかもしれません。
実際には脂質が少なく刺激も弱いので、避ける対象になるのは酸味・脂っこさ・カフェインで胃を刺激するもの、という線引きが確認ポイントでした。

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