管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問123 (臨床栄養学 問13)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問123(臨床栄養学 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

55歳、男性。介護職員。右第一中足趾節関節の腫脹で受診した。身長172cm、体重78kg、BMI26.4kg/m2、標準体重65kg。血圧133/84mmHg。空腹時の血液検査値は、血糖97mg/dL、LDLコレステロール123mg/dL、HDLコレステロール42mg/dL、トリグリセリド142mg/dL、尿酸8.9mg/dL。尿pH5.5。この患者に栄養食事指導を行うこととなった。積極的な摂取を勧める食品として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • りんご
  • わかめ
  • いわし
  • かつおだし
  • ワイン

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この過去問の解説 (2件)

01

右第一中足趾節関節の腫脹、尿酸値7以上は高尿酸血症による痛風のサインです。

酸性に傾いた尿酸値を中和するため、アルカリ性の食品の摂取を推奨します。

選択肢1. りんご

不正解です。

果糖は代謝の際尿酸値を上げる働きをするため推奨されません。

選択肢2. わかめ

正解です。

海藻類はアルカリ性食品です。

選択肢3. いわし

不正解です。

プリン体を多く含む食品のため摂取を控える必要があります。

選択肢4. かつおだし

不正解です。

プリン体を多く含む食品のため大量摂取は注意が必要です。

選択肢5. ワイン

不正解です。

アルコールの摂取は推奨されません。

まとめ

尿酸値や関節の膨張が出題されたら、高尿酸血症による痛風を疑いましょう。

【基本的な考え方】

水分積極的に摂取する

アルカリ性食品の積極摂取

プリン体食品を控える

禁酒もしくは節酒

激しい運動をしない

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02

足の親指のつけ根の腫れと尿酸値8.9から、痛風・高尿酸血症が考えられる方です。
問われているのは「積極的にすすめたい食品」で、避けたい食品とは向きが逆なので読み違えに注意します。
尿をアルカリ化する食品や、プリン体の少ない食品が候補になります。

選択肢1. りんご

体にいいイメージで選びたくなりますが、果糖の摂り過ぎは尿酸値を上げる方向に働きます。
量に気をつけたい食品で、最も勧めるものとは言いにくいところです。

選択肢2. わかめ

これが正解です。
海藻は尿をアルカリ性に傾け、尿酸が結晶になりにくくします。
尿pHが5.5と酸性に寄っているこの方には、ぜひ摂ってもらいたい食品です。

選択肢3. いわし

青魚はプリン体が多く、尿酸値を上げやすいので、勧める側ではなく控えてほしい食品です。

選択肢4. かつおだし

かつおだしもプリン体の多い食品として制限の対象になります。
うまみが出るので使いたくなりますが、積極的に勧める対象ではありません。

選択肢5. ワイン

アルコールは種類を問わず尿酸値を上げ、発作の引き金になります。
勧める食品にはあたりません。

まとめ

りんごで迷った人は、果物=健康というイメージが先に立っていたのだと思います。
果糖が尿酸値を上げることまで知っていれば、「プリン体を控える」「尿をアルカリ化する」の二本柱から、海藻に迷わず行けたはずです。

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