管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問122 (臨床栄養学 問12)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問122(臨床栄養学 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

48歳、男性。教員。身長178cm、体重80kg、BMI25.2kg/m2、標準体重70kg。血圧135/88mmHg。空腹時の血液検査値は、LDLコレステロール120mg/dL、HDLコレステロール45mg/dL、トリグリセリド180mg/dL。この患者に対して、動脈硬化性疾患予防のために、初回の外来栄養食事指導を行った。翌月、2回目の指導の前に1日当たりの食事摂取量の評価を行った。改善が必要な項目として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • エネルギー 2,000kcal
  • たんぱく質 90g
  • 飽和脂肪酸 12g
  • 食物繊維 25g
  • アルコール 45g

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この過去問の解説 (2件)

01

2回目の指導を前に、この方の食事内容で改善が必要な項目を選ぶ問題です。
動脈硬化性疾患予防ガイドラインの目安と、それぞれの数値を照らし合わせていきます。
範囲内に収まっていれば問題なし、外れているものが改善点になります。

選択肢1. エネルギー 2,000kcal

この方の体格から見て、2,000kcalというエネルギー量はおおむね妥当な範囲で、極端に多いわけではありません。

選択肢2. たんぱく質 90g

たんぱく質90gは、必要量を満たしつつ摂り過ぎでもない量です。
ここを最初に直す必要はありません。

選択肢3. 飽和脂肪酸 12g

飽和脂肪酸を抑えるのは予防の要ですが、2,000kcalに対して12gはおよそ6%Eで、目安の7%未満に収まっています。
問題のある量ではありません。

選択肢4. 食物繊維 25g

食物繊維はむしろ積極的にとりたい栄養素で、25gはしっかり確保できています。
減らす理由がなく、改善項目には当たりません。

選択肢5. アルコール 45g

これが正解です。
動脈硬化性疾患の予防では、アルコールを1日25g以下に抑えることがすすめられており、45gはこの目安を大きく超えています。

まとめ

ほかの数値が軒並み基準内におさまっていた分、アルコールだけが浮いて見えた問題です。
数字が並ぶと、つい全体を眺めて「まあ大丈夫そう」で終わらせがちなので、アルコールは最後まで油断禁物です。

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02

動脈硬化性疾病予防ガイドラインでは、食事指導において以下が推薦されています。

 

・総エネルギー摂取量は、標準体重×身体活動量(軽い労作25~30、普通の労作30~35、重い労作35~)

・脂質エネルギー比率20~25%

・飽和脂肪酸エネルギー比率を4.5%以上7%未満

コレステロール摂取量を200mg/日未満に抑える

・炭水化物エネルギー比を50~60%

・食物繊維の摂取を増やす

・食塩の摂取は6g/日未満を目標にする

・アルコールの摂取を25g/日以下に抑える

選択肢1. エネルギー 2,000kcal

不正解です。

選択肢2. たんぱく質 90g

不正解です。

選択肢3. 飽和脂肪酸 12g

不正解です。

選択肢4. 食物繊維 25g

不正解です。

選択肢5. アルコール 45g

正解です。

まとめ

食事指導の問題では、アルコール、喫煙、塩分が特に頻出されます。

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