管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問16 (社会・環境と健康 問16)
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問題
管理栄養士試験 第40回(2026年) 問16(社会・環境と健康 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
- 疾病の二重負荷とは、感染症と低栄養の併存を示す。
- 世界の5歳未満の子どもの死亡率は、2000年から2020年にかけて上昇した。
- ユニバーサル・ヘルス・カバレッジには、予防の概念が含まれる。
- わが国の政府開発援助(ODA)には、先進国への資金協力が含まれる。
- 国際協力機構(JICA)は、多国間援助を担っている。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、「国際保健(グローバルヘルス)」に関する世界的なトレンドや支援の仕組みを問う問題です。
✕不正解です。
◆疾病の二重負荷とは、感染症と低栄養の併存を示す。 が誤りです。
【解説】
「低栄養」と「肥満(過体重)や生活習慣病」が同時に存在する状態を指すからです。
「疾病の二重負荷(Double burden of malnutrition/disease)」とは、主に発展途上国などで、伝統的な問題である低栄養(飢餓や発育阻害)が残っている一方で、食生活の欧米化や都市化により肥満や非感染性疾患(NCDs:糖尿病や心疾患など)が急増し、1つの国や地域(時には1つの家庭内)に併存してしまう深刻な状況を指します。
✕不正解です。
◆世界の5歳未満の子どもの死亡率は、2000年から2020年にかけて上昇した。 が誤りです。
【解説】
世界的な保健医療の向上により、大幅に「低下」しているからです。
国連やWHOなどの継続的な取り組み(MDGsやSDGsの推進、ワクチンの普及など)により、世界の5歳未満児死亡率は2000年の1,000人あたり約75人から、2020年には約37人へと、およそ半分に減少(改善)しています。
◯正解です。
✕不正解です。
「わが国の政府開発援助(ODA)には、先進国への資金協力が含まれる。 が誤りです。
【解説】
ODAの対象は、原則として「開発途上国(地域の開発・発展)」への支援に限られているからです。
政府開発援助(ODA)は、発展途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に貢献することを目的とした政府による資金や技術の協力です。
経済の安定している先進国への資金協力は含まれません。
✕不正解です。
◆国際協力機構(JICA)は、多国間援助を担っている。 が誤りです。
【解説】
JICAが担うのは、主に日本と相手国が1対1で行う「二国間援助(技術協力など)」だからです。
国際協力の形には、日本から直接途上国へ支援する「二国間援助」と、世界銀行(WB)、国連開発計画(UNDP)、世界保健機関(WHO)などの国際機関にお金を拠出して間接的に支援する「多国間援助」があります。
JICAは日本の政府機関として、直接相手国を支援する二国間援助の実務を担う組織です。
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02
国境を越えた、世界規模での健康課題や地球全体への取り組みについての出題です。
グローバルな視点を持った時に、身近な問題とは全く別の問題が浮き彫りになります。
不正解です。
二重負荷とは発展途上国では低栄養や飢餓が問題になる反面、先進国では肥満や生活習慣病が問題になっており、世界規模で正反対の問題が併存している状態を指します。
不正解です。
ワクチンや物資の普及などにより、5歳未満の子どもの死亡率は激減しています。
正解です。
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジは全ての人が必要な時に経済状況に関係なく医療を受けられることを目標としており、その中には健康増進や疾病予防も含まれます。
不正解です。
発展途上国への経済支援や援助は行いますが、先進国への資金協力は含まれません。
不正解です。
国際協力機構(JICA)は国対国の二国間援助を担っています。
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