管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問17 (人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問1)
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問題
管理栄養士試験 第40回(2026年) 問17(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 核小体
- 中心体
- プロテアソーム
- リソソーム
- リボソーム
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、細胞の中にあるさまざまな構造体(細胞小器官)が、「生体膜(膜構造)を持っているかどうか」を問う問題です。
細胞内の構造体を「一重膜」「二重膜」「膜なし(膜をもたない)」の3つのグループに色分けして覚えておきましょう。
◆細胞小器官の膜の数リスト
二重膜
(2枚の膜)
・核
・ミトコンドリア
遺伝情報(DNA)や、超強力なエネルギー(ATP)を作る重要拠点は、
「二重のセキュリティ」で守られている。
一重膜
(1枚の膜)
・リソソーム
・小胞体、ゴルジ体
・ペルキシソーム
危険な分解酵素を閉じ込める(リソソーム)ため、
または物質の輸送ルートを作るために膜が必要。
膜なし
(膜をもたない)
・リボソーム、プロテアソーム
・中心体、核小体
主にタンパク質やRNAが集まってできた「複合体」や「装置」であり、
区切るための膜はない。
✕不正解です。
【解説】
膜をもたない(膜なし)構造だからです。
「核」そのものは二重の核膜に包まれていますが、その中にある「核小体(じん)」は、RNAやタンパク質が集まっているだけのエリア(濃い染まりをする部分)であり、周囲を区切る膜はありません。
✕不正解です。
理由: 膜をもたない(膜なし)構造だからです。
中心体は、細胞分裂のときに紡錘糸(ぼうすいし)を伸ばして染色体を引っ張る、微小管が集まってできた構造体です。
膜構造はありません。
✕不正解です。
理由: 膜をもたない、巨大なタンパク質複合体(酵素)だからです。
プロテアソームは、細胞内の不要になったタンパク質を分解する「ゴミ箱」のような役割をしますが、これは細胞小器官というよりも、巨大なタンパク質が組み合わさってできた「酵素の塊」です。
したがって膜はありません。
◯正解です。
【解説】
「一重膜」の膜に包まれた細胞内構造体だからです。
リソソームの内部には、さまざまな物質をドロドロに溶かす「加水分解酵素」が詰まっています。
もし膜がなければ、細胞自体の成分を溶かして(自己融解)しまうため、中身が漏れ出さないようにしっかりと一重の生体膜で包まれて隔離されています。
✕不正解です。
理由: 膜をもたない(膜なし)構造だからです。
リボソームは、mRNAの情報を読み取ってタンパク質を合成する「工場」ですが、これもRNAとタンパク質が結合しただけの非常に小さな複合体であり、膜はありません(粗面小胞体の「膜の表面」に粒々としてくっついています)。
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02
細胞は核と細胞質から成り、細胞膜で覆われています。
細胞内器官の有無は、暗記してしまいましょう。
二重膜:
核、ミトコンドリア
一重膜:
リソソーム、小胞体、ゴルジ体、ペキシソーム
膜なし:
リボソーム、中心体、プロテアソーム、核小体
不正解です。
不正解です。
不正解です。
正解です。
リソソームは生体膜で覆われています。
中身は酸性の環境を保ちながら強い酵素を持ち、様々なものを溶かしてしまいます。
必要なものまで溶かさないよう、生体膜で守っているイメージを持つと良いでしょう。
不正解です。
リソソームと似ていますが、分解するリソソームとは反対に、リボソームは合成する役割を持ちます。
丸暗記する際は、「リボンの中心、プロの核は 中身無し」(リボソーム、中心体、プロテアソーム、核小体は膜無し)で覚えましょう。
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