管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問18 (人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問2)
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管理栄養士試験 第40回(2026年) 問18(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題はさまざまな生理活性物質(ホルモンや神経伝達物質など)が、「何からできているか(化学的構造による分類)」を正しく理解しているかを問う問題です。
「ペプチド結合を有する」ということは、すなわちアミノ酸が結合してできた「ペプチド」または「タンパク質」をベースにした物質であるということを意味します。
国試対策としては、主要なホルモンを「ペプチド(タンパク質)系」「ステロイド系」「アミノ酸誘導体(アミン)系」の3つに色分けして覚えておくことが大事です。
例)
生理活性物質の「化学構造」3大グループ
【ステロイド系】(コレステロール由来 ⇒ 膜なし・ペプチド結合なし)
副腎皮質ホルモン(コルチゾール、アルドステロン)と性ホルモン
【アミノ酸誘導体・アミン系】(アミノ酸1個由来 ⇒ ペプチド結合なし)
甲状腺ホルモンとアドレナリン・ノルアドレナリン
【ペプチド・タンパク質系】(アミノ酸が連なったもの ⇒ ペプチド結合あり!)
上記以外のほとんどのホルモン(インスリン、下垂体ホルモン、消化管ホルモンなど)
ペプチド結合(peptide bond)の化学式は、アミド結合と同じく (-CO-NH-) です。
あるアミノ酸のカルボキシ基(-COOH)と別のアミノ酸のアミノ基(-NH2)から水分子(H2O)がとれる「脱水縮合」によって形成される共有結合です。
◯正解です。
◆グルタチオン
特徴: ペプチド結合を持っています。
解説: グルタチオンは、3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)がペプチド結合(-CO-NH-)で連なったトリペプチドです。
生体内で強力な抗酸化作用を持つ生理活性物質として非常に有名です。
構造式の中にしっかり2箇所のペプチド結合(C=O と N-H が繋がっている部分)が見えるため、これが最も適当です。
✕不正解です。
◆トリヨードチロニン
解説: 甲状腺ホルモンの一種です。アミノ酸の「チロシン」2個が繋がった骨格に、ヨウ素(I)が3つくっついているのが特徴です。
アミノ酸を加工して作られた「アミノ酸誘導体」であり、アミノ酸どうしがペプチド結合(-CO-NH-)で繋がっているわけではないため、この解は不正解となります。
✕不正解です。
◆アルドステロン
解説: 亀の甲羅のような4つの環(ステロイド骨格)が特徴です。
コレステロールを原料に作られている脂溶性ホルモンのため、ペプチド結合はありません。
✕不正解です。
◆プロスタグランジン(生理活性脂質)
解説: 五員環(5角形の輪っか)から長い2本の足(脂肪酸の鎖)が伸びています。
これはアラキドン酸(必須脂肪酸)から作られる脂質代謝物なので、ペプチド結合はありません
✕不正解です。
◆カルシトリオール(活性型ビタミンD3)
解説: ビタミンD由来の構造です。ステロイド骨格の一部がパカッと開いたような形をしています。
こちらも脂溶性ビタミン(脂質系)のため、ペプチド結合はありません。
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02
ペプチド結合とは、O=C-NHの形をしたものです。
Cは形式上省略されるので、何も書かれていない折れ目の部分にはすべてCが入っていることを覚えておきましょう。
正解です。
不正解です。
不正解です。
不正解です。
不正解です。
ペプチド結合は横書きでは(-CO-NH-)と表記されますが、化学式では(O=C-NH)と繋がります。
これは原子の手の数(結合する部分)に関係しています。
化学が苦手な方は頭を悩ませる一問ですが、ペプチド結合を問われたらこの形(O=C-NH)があるものを探しましょう。
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