管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問36 (人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問20)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問36(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

骨粗鬆症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 類骨が増加する。
  • エストロゲンの過剰により起こる。
  • 骨形成が骨吸収を上回る。
  • YAM(若年成人平均値)は、原発性骨粗鬆症の診断に用いられる。
  • 副腎皮質ステロイド薬が治療に用いられる。

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この過去問の解説 (2件)

01

骨に関する問題です。

栄養素やライフステージでの体の変化など、様々な要因で変化のある部位なので、多角的な視点から出題されます。

選択肢1. 類骨が増加する。

不正解です。

類骨とは硬い骨になる前の柔らかい骨のことです。

類骨の意味さえ分かれば、骨粗鬆症で増加することがないことは想定できます。

選択肢2. エストロゲンの過剰により起こる。

不正解です。

エストロゲンが減少することで起こります。

エストロゲンは女性ホルモンの一種です。

閉経後の女性が骨粗鬆症になりやすい理由の一つです。

選択肢3. 骨形成が骨吸収を上回る。

不正解です。

骨が作られる“形成”と骨が壊される“吸収”、骨がもろくなるためにはどちらが優勢かイメージがつけば分かりやすい問題です。

選択肢4. YAM(若年成人平均値)は、原発性骨粗鬆症の診断に用いられる。

正解です。

YAM(若年成人平均値)は骨密度を評価する指標で、20~40歳までの同性平均骨密度を100%とします。

原発性骨粗鬆症とは、疾病や薬由来ではなく、加齢や閉経などライフステージの変化によって発生する骨粗鬆症のことを指します。

選択肢5. 副腎皮質ステロイド薬が治療に用いられる。

不正解です。

副腎皮質ステロイド薬は、副作用として骨粗鬆症を引き起こすリスクがあります。

 

まとめ

骨に関する問題は、他の教科や栄養指導などでも頻出します。

他種目の勉強でも触れられることが多いため、(ホルモンや薬の副作用、ライフステージなど)学んだ知識を思い出せば、様々な要素を拾えると思います。

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02

骨粗鬆症とは、骨密度が減少し骨が脆くなる病気です。

骨粗鬆症の主な原因は

・加齢

・女性ホルモンの減少

・生活習慣

などがあげられます。

選択肢1. 類骨が増加する。

不正解です。

 

類骨が増加するのは、「くる病」や「骨軟化症」です。

類骨増加の主な原因は、骨の石灰化に必要なビタミンD欠乏やリン代謝異常、ミネラル不足により不完全な骨ばかり作られます。

骨粗鬆症は骨気質が減少してしまう疾患ですが、類骨増加は骨の量はあるけど柔らかい骨ばかり増える状態です。

選択肢2. エストロゲンの過剰により起こる。

不正解です。

 

エストロゲンの低下により起こります。

エストロゲンには、破骨細胞の働きを抑え、骨にカルシウムを蓄える働きがあります。

よって、エストロゲンが減少すると、破骨細胞の働きが活発になり、骨量が減ってしまうため、骨粗鬆症になります。

選択肢3. 骨形成が骨吸収を上回る。

不正解です。

 

骨吸収が骨形成を上回ります。

骨吸収:古い骨を壊す

骨形成:新しい骨を作る

選択肢4. YAM(若年成人平均値)は、原発性骨粗鬆症の診断に用いられる。

正解です。

 

YAM(若年成人平均値)とは、20〜44歳の健康な成人の平均骨密度を100%とした指標です。

選択肢5. 副腎皮質ステロイド薬が治療に用いられる。

不正解です。

 

副腎皮質ステロイド薬は、関節リウマチ膠原病などの治療に用いられます。

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