管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問68 (食べ物と健康 問23)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問68(食べ物と健康 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

遺伝形質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 遺伝子多型は、集団の1%未満の頻度で存在する遺伝子変異である。
  • 体質の差を生む要因として、遺伝子多型がある。
  • 遺伝子多型の一種であるSNPは、1つの塩基が別の塩基に置換された遺伝子変異である。
  • 倹約遺伝子は、エネルギー消費を抑制するように働く遺伝子である。
  • 肥満のリスクを高める要因として、脱共役たんぱく質1(UCP1)の遺伝子変異がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

遺伝子多型や倹約遺伝子については出題されることが多いので、

それぞれポイントを押さえておきましょう。

選択肢1. 遺伝子多型は、集団の1%未満の頻度で存在する遺伝子変異である。

誤りです。
遺伝子多型は、集団の中で1%以上の頻度で存在します。
それより頻度が低いものは、変異と呼ばれます。
 

選択肢2. 体質の差を生む要因として、遺伝子多型がある。

正しいです。
遺伝子多型は、運動能力やお酒の強さなど体質の差に影響を及ぼします。
 

選択肢3. 遺伝子多型の一種であるSNPは、1つの塩基が別の塩基に置換された遺伝子変異である。

正しいです。

ヒトのDNAのどこにでも1つが置き換わる可能性はありますが、

ある集団の1%以上に特定の一塩基の置き換えが見られる場合にSNPと分類されます。
 

選択肢4. 倹約遺伝子は、エネルギー消費を抑制するように働く遺伝子である。

正しいです。

倹約遺伝子の働きにより、少ないエネルギーで生命を維持することができます。
脱共役たんぱく質(UCP1)の遺伝子に変異が生じると脂肪燃焼が低下するため、

倹約遺伝子のひとつと考えられています。
 

選択肢5. 肥満のリスクを高める要因として、脱共役たんぱく質1(UCP1)の遺伝子変異がある。

正しいです。
脱共役たんぱく質1(UCP1)は、褐色脂肪細胞のミトコンドリアの中にあり

エネルギーを熱として放出する働きを助け、体脂肪を効率よく消費させます。
UCP1に遺伝子変異があると、脂肪燃焼が低下し、肥満のリスクが高まります。

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