管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問74 (基礎栄養学 問6)
問題文
コレステロール代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
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管理栄養士試験 第40回(2026年) 問74(基礎栄養学 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
コレステロール代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- コレステロールは、コール酸から合成される。
- コレステロールの合成速度は、主にアセチルCoAカルボキシラーゼによって調節される。
- コレステロールの合成は、外因性コレステロールの影響を受けない。
- コレステロールは、テストステロンの材料となる。
- 末梢組織のコレステロールは、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用によりLDLに取り込まれる。
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この過去問の解説 (2件)
01
コレステロールは、細胞膜や胆汁酸、ステロイドホルモンの材料となる脂質です。
不正解
コール酸は、コレステロールから合成されます。
コール酸は胆汁酸のひとつです。
不正解
コレステロールの合成速度は、HMG-CoA還元酵素によって調整されます。
HMG-CoA還元酵素はコレステロールの律速酵素です。
アセチルCoAカルボキシラーゼは、脂肪酸合成の律速酵素です。
不正解
コレステロールの合成には、外因性コレステロールの影響を受けます。
食事等で摂取される外因性コレステロールは、小腸で吸収され、肝臓に運ばれます。
内因性コレステロールは、肝臓で新しく作られます。
体内のコレステロールの70~80%は内因性で、20~30%は外因性のコレステロールです。
肝臓にある内因性コレステロールと外因性コレステロールは、LDLコレステロールとなり、血流に乗って全身にコレステロールを運びます。
正解
コレステロールは、ステロイドホルモンの材料となります。
テストステロンは男性ホルモンの一種です。
不正解
LDLではなく、HDLに取り込まれます。
HDLは末梢組織の余分なコレステロールを肝臓に戻し、LDLは肝臓にあるコレステロールを体全体へと運びます。
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02
コレステロールは大部分が肝臓などで合成され、残りは食事から小腸にて吸収されます。
肝臓と全身の組織を行き来し、貯蔵量を調整されています。
コレステロールは細胞膜の構成成分であったり、様々な生体ホルモンの材料となります。
また、胆汁酸やビタミンDの原料としても利用されます。
✕
コール酸は、コレステロールから作られる代表的な胆汁酸です。
✕
コレステロールの合成速度は、主にHMG-CoAレダクターゼによって調節されます。
✕
コレステロールの合成は、外因性コレステロールの影響を受けます。
外因性コレステロールとは、食事から摂取されるコレステロールのことで、体内のコレステロール全体の20〜30%を占めています。
外因性コレステロールが増加すると、内因性コレステロール(肝臓にて合成されるコレステロール)は合成が抑制され、全体量として調整される仕組みとなっています。
◯
コレステロールは、男性ホルモンであるテストステロンの材料となります。
✕
LCATは、末梢組織においてコレステリルエステルをHDL内部に取り込ませる働きをします。
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