管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問76 (基礎栄養学 問8)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問76(基礎栄養学 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

ビタミンAに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • β─カロテンからレチノールへの変換は、紫外線の作用が必須である。
  • レチノイン酸は、核内受容体と結合する。
  • ビタミンAは、血液凝固因子の活性化に必須である。
  • ビタミンAの主な貯蔵場所は、骨髄である。
  • ビタミンAの欠乏時には、くる病が引き起こされる。

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この過去問の解説 (2件)

01

脂溶性ビタミンのビタミンAは、熱に強く、紫外線や酵素によって分解されやすい性質があります。
ビタミンAはおもに動物性食品に含まれており、末端構造によりレチノール、レチナール、レチノイン酸の3つに分類されます。
植物性食品に含まれるプロビタミンAのβカロテンは、効率よく必要に応じてビタミンA(レチノール)に変換されます。
 

選択肢1. β─カロテンからレチノールへの変換は、紫外線の作用が必須である。

不正解
紫外線の作用が必須なのは、ビタミンDです。
ビタミンDは、紫外線の照射によって生成されます。

選択肢2. レチノイン酸は、核内受容体と結合する。

正解
ビタミンAの代謝産物であるレチノイン酸は、核内受容体と結合し、細胞増殖・分化の制御など重要な働きを担っています。
 

選択肢3. ビタミンAは、血液凝固因子の活性化に必須である。

不正解
血液凝固因子プロトロンビンの補酵素としてビタミンKが必須です。

選択肢4. ビタミンAの主な貯蔵場所は、骨髄である。

不正解
ビタミンAの主な貯蔵場所は、肝臓です。

選択肢5. ビタミンAの欠乏時には、くる病が引き起こされる。

不正解
ビタミンAの欠乏時には、初期症状として夜盲症が引き起こされます。
ビタミンDの欠乏時には、くる病が引き起こされます。

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02

ビタミンAは、目や皮膚、粘膜の健康を保ち、免疫機能を維持する働きを持つビタミンです。

ビタミンAとその関連事項は頻出ですので、押さえておきましょう。

 

選択肢1. β─カロテンからレチノールへの変換は、紫外線の作用が必須である。

✕

βカロテンからレチノールへの変換は、体内で小腸などの粘膜を通る際に行われます。

紫外線の作用は必須ではありません。

 

選択肢2. レチノイン酸は、核内受容体と結合する。

◯

レチノイン酸とは、ビタミンA(レチノール)の誘導体です。

強力なターンオーバー促進作用や、コラーゲン生成作用を持ちます。

選択肢3. ビタミンAは、血液凝固因子の活性化に必須である。

✕

血液凝固因子の活性化には、ビタミンKが関わります。

選択肢4. ビタミンAの主な貯蔵場所は、骨髄である。

✕

ビタミンAの90%は肝臓に脂肪酸エステルの形で貯蔵されています。

選択肢5. ビタミンAの欠乏時には、くる病が引き起こされる。

✕

ビタミンAの欠乏では、夜盲症や皮膚や粘膜の乾燥を引き起こします。

くる病を引き起こすのはビタミンDの欠乏です。

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