管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問89 (応用栄養学 問7)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問89(応用栄養学 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

新生児期において、成人期より高い活性を示す消化酵素である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 唾液アミラーゼ
  • ラクターゼ
  • ペプシン
  • トリプシン
  • 膵リパーゼ

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この過去問の解説 (2件)

01

新生児期は消化吸収機能がまだ未熟なので、ほどんどの消化酵素は成人期よりも低い活性を示しますが、乳糖を消化するラクターゼは、成人期より高い活性を示します。

これは、母乳にたくさん含まれる乳糖を消化するためです。
消化酵素が分泌できるようになると、それに伴って離乳食で食べられるものも増えていきます。

 

参照 子どもの食と栄養 改定第4版 https://www.nakayamashoten.jp/sample/pdf/978-4-521-75162-7.pdf
 bebeco 離乳食と内臓の成長 https://column.sunao831.com/knewledge-baby_food/preparation-for-handmade-baby-food/babyfood-and-visceral-growth/

選択肢1. 唾液アミラーゼ

不正解

 

新生児期には、唾液アミラーゼはほどんどありません。

5か月頃から増えてきて、離乳食でおかゆを始めることができます。

選択肢2. ラクターゼ

正解


ラクターゼは、出生時が一番高い活性を示し、成人になると低下します。

選択肢3. ペプシン

不正解

 

ペプシンは6か月頃から分泌され、豆腐や卵黄を食べることができます。

選択肢4. トリプシン

不正解


トリプシンは生後1か月から徐々に活性を増していきます。

選択肢5. 膵リパーゼ

不正解


膵リパーゼは8か月頃から分泌され、バターや白身や赤身の魚、鶏肉を食べることができます。

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02

新生児の消化機能について、酵素活性を理解しておくと、発達と哺乳・食事の成長段階における関係が理解しやすくなります。

選択肢1. 唾液アミラーゼ

✕

アミラーゼはデンプンを分解する酵素で、新生児期には非常に低い活性を示します。

哺乳から食事へと移行していく中で活性が上昇し、生後数ヶ月〜2-3歳ごろで成人レベルとなります。

選択肢2. ラクターゼ

◯

正解です。

母乳やミルクに含まれる乳糖を分解するために、ラクターゼは成人期に比べて新生児期で高い活性を示します。

選択肢3. ペプシン

✕

蛋白分解酵素も、新生児期には発達段階にあり、活性は低いです。

選択肢4. トリプシン

✕

ペプシンと同様です。

選択肢5. 膵リパーゼ

✕

脂質分解酵素も発達途上にあり、新生児期では活性が低くなります。

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