管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問109 (栄養教育論 問12)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問109(栄養教育論 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

K市保健センターの管理栄養士である。働きながら80歳の母親の食事を準備している近所に住む娘から、母親が食欲低下のために半年間で3kg体重が減少したと相談があった。栄養相談において「1か月間の体重維持」を結果目標とした場合の母親の行動目標である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • 体重を毎日測る。
  • 自分の好みに合った料理を毎日作るよう娘に頼む。
  • 栄養補助食品を毎日1つ以上食べる。
  • 管理栄養士との1か月後の栄養相談に娘と行く。

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この過去問の解説 (2件)

01

文章内の目的を把握し、それに合う手段を選ぶことが求められます。

今回の場合は「1か月間の体重維持」が目標なので、どのような行動をとればこの目標が達成されるかを考えます。

選択肢1. 体重を毎日測る。

不正解です。

体重を測ることは体重維持に直接的な効果はありません。

選択肢2. 自分の好みに合った料理を毎日作るよう娘に頼む。

不正解です。

食欲低下の原因は本文では明かされていませんが、好みの物なら食べられるという確証はありません。

また“母親の行動目標”としても不適切です。

環境目標に当てはまります。

選択肢3. 栄養補助食品を毎日1つ以上食べる。

正解です。

食欲不振が原因の体重減少のため、それを補う栄養補助食品を摂取することで、目標(一か月後の体重維持)を目指します。

選択肢4. 管理栄養士との1か月後の栄養相談に娘と行く。

不正解です。

1か月間の体重維持にはつながりません。

まとめ

結果目標とは、その名の通りどのような結果を目指すかのゴール地点です。

行動目標とは、結果目標を達成するためにどのような行動が必要か定めることです。

環境目標とは、結果目標を達成するために周囲のサポートなど環境を整えることです。

行動目標を行うことで結果目標が達成できるかを考えましょう。

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02

行動目標は、結果目標を達成するために本人が日々実行する具体的な行動を指します。


ここでは体重を保つことが結果目標なので、それに直接つながる、本人が毎日続けられる食べ方の行動を選ぶことになります。
誰がやるのか、毎日の習慣として続くのか、結果に直接効くのか、という観点で見ていきます。

選択肢1. 体重を毎日測る。

体重を毎日測るのは状態を確認する行動で、大切ではありますが、体重そのものを増やす・保つ行動ではありません。
評価のための行動にとどまります。

選択肢2. 自分の好みに合った料理を毎日作るよう娘に頼む。

料理を娘に頼むのは、本人ではなく娘がする行動です。
母親本人の行動目標としては当てはまりません。

選択肢3. 栄養補助食品を毎日1つ以上食べる。

栄養補助食品を毎日1つ以上食べるのは、本人が無理なく続けられて、エネルギー確保を通じて体重維持に直接つながる行動です。
これが行動目標として最も適切で、正解です。

選択肢4. 管理栄養士との1か月後の栄養相談に娘と行く。

1か月後に相談へ行くのは一度きりの行動で、毎日の食生活を支える行動目標とは言いにくいです。

まとめ

行動目標を選ぶときは「本人が」「毎日続けられて」「結果に直接効く」かを確かめると絞れます。
体重を測るだけ、誰かに頼むだけ、という選択肢は本人の継続行動になっていないので外れます。

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