管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問118 (臨床栄養学 問8)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問118(臨床栄養学 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

問題志向型診療録(POMR)に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • POMRの作成は、問題志向型システム(POS)の第3段階に当たる。
  • 基礎データは、SOAP形式で記録する。
  • 問題リストの項目は、発生した順に項番をつける。
  • 初期計画は、時間の経過に沿って記載する。
  • 経過記録は、主観的情報を含む。

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この過去問の解説 (2件)

01

問題志向型診療録、いわゆるPOMRは、患者さんの問題ごとに情報を整理して記録していく方式です。
基礎データ、問題リスト、初期計画、経過記録という順で組み立てられ、それぞれに書き方の決まりがあります。
決まりに合っているかを確かめます。

選択肢1. POMRの作成は、問題志向型システム(POS)の第3段階に当たる。

問題志向型システム(POS)は3つの段階で組み立てられます。
第1段階がPOMRの作成、第2段階がPOMRの監査、第3段階がその修正です。
つまりPOMRを作る作業は最初の第1段階にあたり、第3段階という説明は段階の位置がずれています。

選択肢2. 基礎データは、SOAP形式で記録する。

SOAP形式で書くのは経過記録のほうです。
基礎データは患者さんの背景や検査結果などをまとめるもので、SOAPの形は使いません。

選択肢3. 問題リストの項目は、発生した順に項番をつける。

問題リストの項目は、発生した順ではなく、重要度の高い順に番号をつけていきます。
患者さんの治療やケアでまず取り組むべき問題から並べることで、優先順位がそのまま番号に表れる仕組みです。
ですので、発生順という説明は当てはまりません。

選択肢4. 初期計画は、時間の経過に沿って記載する。

初期計画は問題ごとに立てるものです。
時間の流れにそって書きすすめるのは経過記録のほうなので、役割が入れかわっています。

選択肢5. 経過記録は、主観的情報を含む。

これが最も適当です。
経過記録はSOAP形式で書かれ、その先頭のSは患者さんの訴えなどの主観的な情報を指します。
ですので経過記録には主観的情報が含まれます。

まとめ

ねらい目は、SOAP形式を使うのがどの部分かという点です。
基礎データではなく経過記録がSOAPで書かれ、その中のSに主観的情報が入る。
ここが選べれば正解にたどり着けます。
POMRの作成がPOSの第1段階である点も、選1の判断材料として効いてきます。

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02

問題志向型診療録(POMR)とは、問題志向型システム(POS)の考えに合わせた記録簿です。

問題志向型システム(POS)とは、患者さんの問題を患者目線で捉え、理論的に解決していく医療システムを指します。

 

【問題志向型システム(POS)】

第1段階問題志向型診療録(POMR)の作成

第2段階:実施記録の監査

第3段階:実施記録の修正

 

【問題志向型診療録(POMR)】

1・基礎データの収集

2・問題リストの作成

3・初期計画の立案

4・経過記録(SOAP形式による修正)

選択肢1. POMRの作成は、問題志向型システム(POS)の第3段階に当たる。

不正解です。

第1段階にあたります。

選択肢2. 基礎データは、SOAP形式で記録する。

不正解です。

選択肢3. 問題リストの項目は、発生した順に項番をつける。

不正解です。

重要度が高い順につけます。

選択肢4. 初期計画は、時間の経過に沿って記載する。

不正解です。

計画は問題リストの問題ごとに作成されます。

選択肢5. 経過記録は、主観的情報を含む。

正解です。

主観的情報はSOAPのSにあたります。

まとめ

経過記録はSOAP形式で記録されます。

S(主観的情報)

O(客観的情報)

A(評価)

P(計画)

参考になった数2