管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問127 (臨床栄養学 問17)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問127(臨床栄養学 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

胆石症、胆嚢炎の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 胆石症は、20歳台に好発する。
  • 胆石症のリスク因子として、肥満がある。
  • 胆石症の再発予防では、食物繊維の摂取を制限する。
  • 胆嚢炎急性期では、経腸栄養を実施する。
  • 胆嚢炎の症状が軽減したら、常食を開始する。

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この過去問の解説 (2件)

01

胆石症と胆嚢炎について、病態と栄養管理の正しい記述を選ぶ問題です。
好発年齢やリスク因子、急性期と回復期での進め方が論点になります。
それぞれの記述が事実と合っているかを順に確認していきましょう。

選択肢1. 胆石症は、20歳台に好発する。

胆石症は中高年で増えてくるもので、20歳台に多いわけではありません。
好発年齢のすり替えに注意します。

選択肢2. 胆石症のリスク因子として、肥満がある。

これが正解です。
肥満は胆石症のリスク因子で、コレステロール代謝が関わり、太っている方ほど石ができやすくなります。

選択肢3. 胆石症の再発予防では、食物繊維の摂取を制限する。

食物繊維はむしろ積極的にとりたい栄養素で、制限する必要はありません。
便通を整え、胆汁酸の排泄を助ける働きも期待できます。

選択肢4. 胆嚢炎急性期では、経腸栄養を実施する。

胆嚢炎の急性期は、胆嚢を休ませるために絶食とし、静脈栄養で対応するのが基本です。
経腸栄養を実施するという説明は合いません。

選択肢5. 胆嚢炎の症状が軽減したら、常食を開始する。

症状が軽くなってきたら脂質を抑えた食事から少しずつ始めるので、いきなり常食にするのは早すぎます。

まとめ

急性期に経腸栄養を入れる選択肢は、この分野で繰り返し顔を出します。
「急性期は絶食、回復に合わせて低脂質から戻す」と覚えておきましょう。

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02

胆石が胆管に詰まり胆汁がせき止められることで起きる炎症です。

発生にはコレステロール値が関わっていると言われています。

選択肢1. 胆石症は、20歳台に好発する。

不正解です。

30~40代に多いと言われます。

選択肢2. 胆石症のリスク因子として、肥満がある。

正解です。

コレステロールが関係しています。

選択肢3. 胆石症の再発予防では、食物繊維の摂取を制限する。

不正解です。

食物繊維は積極的な摂取が望ましいです。

選択肢4. 胆嚢炎急性期では、経腸栄養を実施する。

不正解です。

消化器を休ませるためにも、絶食や点滴が基本となります。

選択肢5. 胆嚢炎の症状が軽減したら、常食を開始する。

不正解です。

段階的に常食に戻していきます。

まとめ

女性に多く、肥満や高コレステロール血症の方に多いとされている疾患です。

胆嚢は胆汁を蓄えている臓器なので、脂質と関係が深いことを覚えておきましょう。

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