管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問146 (公衆栄養学 問10)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問146(公衆栄養学 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

A~C地域から成人を100人ずつ無作為抽出し、食事調査を実施した。図は、地域別の野菜摂取量を示したものである。図から読み取れる内容として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
  • 全ての地域において、摂取量が300g以上の者が存在する。
  • B地域において、摂取量が300g以上の者は50人以上である。
  • A地域において、摂取量が200g以上の者よりも200g未満の者の方が少ない。
  • 中央値が最も高いのは、C地域である。
  • B地域の四分位範囲は、C地域よりも大きい。

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この過去問の解説 (2件)

01

グラフの見方に関する問題です。

各地域100人を対象に実施し、その差を比較したものとなります。

 

【グラフの一番上から一番下まで】

100人の野菜摂取量がその範囲内に収まっています。

 

最大値

最も摂取が多い人の値です。

 

最小値

最も摂取が少ない人の値です。

 

第2四分数点

100人を集計し、摂取順に値を並べた際、ちょうど中心にくる値です。

中央値とも言います。

 

第1四分位点

第2四分位点から下の数値を並べ、ちょうど中心にくる値です。

 

第3四分位点

第2四分位点から上の数値を並べ、ちょうど中心にくる値です。

選択肢1. 全ての地域において、摂取量が300g以上の者が存在する。

不正解です。

選択肢2. B地域において、摂取量が300g以上の者は50人以上である。

不正解です。

100人のうち50人以上ということは、第2四分位点が300より上である必要があります。

選択肢3. A地域において、摂取量が200g以上の者よりも200g未満の者の方が少ない。

不正解です。

選択肢4. 中央値が最も高いのは、C地域である。

正解です。

中央値とは第2四分位点のことを指します。

選択肢5. B地域の四分位範囲は、C地域よりも大きい。

不正解です。

まとめ

グラフの読み解き方さえ分かれば簡単な問題です。

参考になった数1

02

図に示された地域ごとの野菜摂取量を、正しく読み取れるかを問う問題です。
分布を表す図では、真ん中あたりの値である中央値や、ばらつきを表す範囲に注目します。
選択肢の言いまわしと、図から読める内容を一つずつ照らし合わせていきます。

選択肢1. 全ての地域において、摂取量が300g以上の者が存在する。

すべての地域で300g以上の人がいる、とまでは図から読み取れません。
地域によっては、その範囲に達していないものがあります。
全ての、と言い切る表現は慎重に確かめる必要があります。

選択肢2. B地域において、摂取量が300g以上の者は50人以上である。

特定の地域で300g以上の人が半数を超える、とは図からは言えません。
中央値の位置から考えると、その人数には届かないと読めます。
人数まで踏み込んだ表現は、図と丁寧に突き合わせる必要があります。

選択肢3. A地域において、摂取量が200g以上の者よりも200g未満の者の方が少ない。

ある地域について、200g以上の人より200g未満の人の方が少ない、とは読み取れません。
中央値の位置から見ると、向きが逆になっています。
多い少ないの向きを取り違えやすい部分です。

選択肢4. 中央値が最も高いのは、C地域である。

これが図から読み取れる内容であり、正解です。
中央値同士を並べて比べると、最も高い位置にあるのが示された地域だと読めます。
分布の真ん中の値で見比べる、という基本に沿った選択肢です。

選択肢5. B地域の四分位範囲は、C地域よりも大きい。

ばらつきを表す四分位範囲について、ある地域が別の地域より大きい、とは図からは言えません。
箱の幅を見比べると、向きが逆になっています。
範囲の広さは、箱の長さで落ち着いて確かめたいところです。

まとめ

図の問題で失点しやすいのは、「すべて」や「以上」といった言い切りや、人数の大小につられてしまうときです。
落ち着いて、中央値は真ん中の線、ばらつきは箱の幅、と一つずつ確かめれば答えは絞れます。

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