管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問152 (公衆栄養学 問16)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問152(公衆栄養学 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

特定健康診査・特定保健指導の実施に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 被保険者には、特定健康診査の受診が義務づけられている。
  • 糖尿病の薬を服用している者に対して、特定保健指導を行わなければならない。
  • 積極的支援は、65歳以上の者を優先して実施される。
  • 積極的支援の指導は、対面で行わなければならない。
  • 積極的支援では、腹囲2cm以上かつ体重2㎏以上の減少の目標を達成すると、特定保健指導を終了することができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

特定健康診査・特定保健指導に関する問題です。

2024年に一部改正がありました。

特定保健指導の対象となったものが何を達成すると指導が終了になるのかまで把握しておきましょう。

選択肢1. 被保険者には、特定健康診査の受診が義務づけられている。

誤りです。

特定健康診査の受信は義務ではなく、推奨されております。

選択肢2. 糖尿病の薬を服用している者に対して、特定保健指導を行わなければならない。

誤りです。

既に糖尿病の薬の服用している者など治療を行っている者は、対象から除外することができます。

選択肢3. 積極的支援は、65歳以上の者を優先して実施される。

誤りです。

65歳以上の者は動機付け支援とします。

また、65歳以上75歳未満の者については積極的支援の対象になった場合でも動機付け支援とします。

選択肢4. 積極的支援の指導は、対面で行わなければならない。

誤りです。

対面でもなくても可能です。

選択肢5. 積極的支援では、腹囲2cm以上かつ体重2㎏以上の減少の目標を達成すると、特定保健指導を終了することができる。

正解です。

積極的支援のアウトカム評価として設定されております。

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02

特定健康診査・特定保健指導についての問題です。

厚生労働省に更に詳しい情報は掲載されています。

近年変更や追加になった部分は、特に見直すようにしましょう。

選択肢1. 被保険者には、特定健康診査の受診が義務づけられている。

誤りです。

特定健康診査の受診が義務づけられているのは、保険者(健康保険組合等)です。

被保険者は、自分の判断で受ける、受けないを決めることができます。

選択肢2. 糖尿病の薬を服用している者に対して、特定保健指導を行わなければならない。

誤りです。

特定保健指導は、生活習慣病リスクが高い人を対象に指導をします。

そのため、既に糖尿病(生活習慣病)に罹っている人は対象になりません。

選択肢3. 積極的支援は、65歳以上の者を優先して実施される。

誤りです。

前期高齢者(65歳以上75歳未満)については、

積極的支援の対象となった場合でも動機付け支援の対象となります。

選択肢4. 積極的支援の指導は、対面で行わなければならない。

誤りです。

初回面接と3ヶ月以上の継続的なサポートを行い、実績評価を行います。

その中で、1人あたり20分以上の個別支援

(オンラインで実施する場合は30分以上)の個別支援か、

1グループあたり80分以上(オンラインで実施する場合は90分以上)

のグループ支援が行われます。

選択肢5. 積極的支援では、腹囲2cm以上かつ体重2㎏以上の減少の目標を達成すると、特定保健指導を終了することができる。

正解です。

2024年度から特定健診・特定保健指導制度に、
「成果を重視した特定保健指導の評価体系(アウトカム評価)が導入されたことにより、

実施率の向上を目指す」が追加されました。

 

これは、「腹囲2cm・体重2kg減」を目指して目標設定し、達成した場合、

特定保健指導完了(180ポイント獲得)となることを表します。

 

 

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03

特定健康診査・特定保健指導とは、生活習慣病を予防するための制度です。

特定健康診査とは「健康状態を調べる検査」

特定保健指導は「健診結果をもとに生活改善を支援する指導」

2008年から始まり対象は40〜74歳を対象に行われています。

選択肢1. 被保険者には、特定健康診査の受診が義務づけられている。

間違いです。

特定健診の実施義務は医療保険者にあります。

被保険者本人の受診は義務ではありません。

選択肢2. 糖尿病の薬を服用している者に対して、特定保健指導を行わなければならない。

間違いです。

すでに、糖尿病、高血圧、脂質異常症で服薬治療中の者は、原則として特定保健指導の対象外です。

選択肢3. 積極的支援は、65歳以上の者を優先して実施される。

間違いです。

65〜74歳では、動機づけ支援相当となる場合があります。

選択肢4. 積極的支援の指導は、対面で行わなければならない。

間違いです。

オンラインや電話などの活用も可能です。

選択肢5. 積極的支援では、腹囲2cm以上かつ体重2㎏以上の減少の目標を達成すると、特定保健指導を終了することができる。

正解です。

積極的支援では、一定の成果(腹囲2cm以上かつ体重2㎏以上の減少など)を達成した場合、終了評価が可能とされています

まとめ

特定健康診査:生活習慣病のリスクを早く見つけること

対象者は40~74歳の医療保険加入者

 

特定保健指導:健診でリスクが見つかった人に生活習慣改善を支援すること

例えば、食事改善、運動習慣、体重管理、喫煙支援など

対象者は健診結果から「内臓脂肪型肥満+危険因子」がある人。

「糖尿病、高血圧、脂質異常症」はすでに医療機関で治療を受けているため対象外です。

 

動機づけ支援

・リスクが比較的軽い人向け

・生活改善のきっかけを作る

 

積極的支援

・リスクが高い人向け

・継続的にサポートを行う

→面接・電話・メール・オンラインなど

 

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