管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問172 (給食経営管理論 問20)

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問題

管理栄養士試験 第40回(2026年) 問172(給食経営管理論 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文を読み問いに答えよ。

K小学校に勤務する栄養教諭である。K小学校では、毎年4月と10月に児童の身体測定を行い成長曲線を作成している。10月の身体測定後に、肥満度が高かった児童の保護者に、測定結果と一緒に個別相談の案内を出した。ある児童(小学5年生男子、10月測定時11歳0か月)の保護者から相談の希望があり、11月に個別相談を行うことになった。相談時に、児童の生活習慣と1日の食事内容を聞き取った。
表は、個別相談時に、児童の普段の生活習慣と、塾がある日の食事内容を聞き取った記録である。この内容をもとに児童と保護者に提案する生活習慣改善の目標である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

表  個別相談で聞き取った生活習慣と食事内容
(生活習慣)
児童は、幼児期から好き嫌いをせず、食べることが好きで食べる速度も速い。1年生の時から給食は完食し、おかわりがある時は、それを楽しみにしている。
4歳から週1回スイミングに通っていたが、3年生で塾に通い始めたのをきっかけにやめた。4年生から塾が週4回となり、時間も2時間(17時30分~19時30分)になった。塾に行く前にコンビニに立ち寄り間食をするようになり、夕食の時間も遅くなった。夕食は、おかずが大皿に盛りつけられ、好きなだけ皿に取って食べている。
問題文の画像
  • 給食のおかわりをやめる。
  • 塾前の間食を、エネルギーが低いものに替える。
  • 夕食のおかずを、最初から各自の皿に盛り付ける。
  • 塾に行かない平日は、スイミングに通う。

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この過去問の解説 (1件)

01

このような問題は、

肥満増加の原因として新たに加わった生活習慣に着目すると良いです。

 

この児童が、肥満になったタイミングは、

・スイミング中止
・塾開始
・コンビニでの間食です。

 

大皿で食べる、給食をおかわりすることは、

以前から続けていることであり、あまり影響はしていないと考えらえれます。

選択肢1. 給食のおかわりをやめる。

誤りです。

給食は、バランスよく栄養を摂取できるよう設計されており、

おかわりをやめることは、優先事項ではありません。

選択肢2. 塾前の間食を、エネルギーが低いものに替える。

正解です。

メロンパン+加糖サイダー500mLで約600kcal程度あります。
その後に20時頃の夕食も摂取しているため、

カロリーを過剰に摂取している状態です。

間食をやめるのではなく、カロリーを低いものに変える

という比較的行動変容がしやすい内容です。
そのため、 最も優先度が高い指導内容になります。

選択肢3. 夕食のおかずを、最初から各自の皿に盛り付ける。

誤りです。

大皿盛りは食べ過ぎにつながりやすいため、

適切な指導ではあります。
しかし、この問題では、間食でのカロリー摂取過多が重要視されます。

選択肢4. 塾に行かない平日は、スイミングに通う。

誤りです。

身体活動量を増やすことは望ましいですが、
スイミングへ通うことを勧めるのは現実的に難しい状況です。

それよりも食行動の改善が優先されます。

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