管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問176 (応用力問題 問4)
問題文
Kクリニックに勤務する管理栄養士である。患者は、48歳、男性。会社員。28歳頃から多量の飲酒習慣があり、急性膵炎の既往があった。脂質異常症はなかった。6か月前から軽度の腹痛を繰り返していたが、痛みが増強し急性期病院に入院した。アルコール性慢性膵炎(代償期)の急性増悪と診断され、内科的治療が行われた。症状は改善し、退院後に当院外来を紹介された。
初回診察時に、患者は「治療を受けてだいぶ元気になりました。お腹が痛くなることがありましたが、今は症状はありません。」と話した。
身長165cm、体重54kg、BMI19.8kg/m2。空腹時の血液検査値は、血糖78mg/dL、HbA1c6.0%、総コレステロール168mg/dL、HDLコレステロール42mg/dL、トリグリセリド135mg/dL、アミラーゼ112U/L(基準値:37~125U/L)、CRP0.2mg/dL。
外来通院3か月後に、患者から「脂肪の多い食事をすると腹痛があるので、食事に気をつけています。これまでは自宅で作った弁当を会社に持参していましたが、今後は昼食を同僚と近くの飲食店で食べたいと思っています。どのようなメニューを選ぶと良いでしょうか。」と相談があった。患者に適した主菜の例として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
付箋
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
管理栄養士試験 第40回(2026年) 問176(応用力問題 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
Kクリニックに勤務する管理栄養士である。患者は、48歳、男性。会社員。28歳頃から多量の飲酒習慣があり、急性膵炎の既往があった。脂質異常症はなかった。6か月前から軽度の腹痛を繰り返していたが、痛みが増強し急性期病院に入院した。アルコール性慢性膵炎(代償期)の急性増悪と診断され、内科的治療が行われた。症状は改善し、退院後に当院外来を紹介された。
初回診察時に、患者は「治療を受けてだいぶ元気になりました。お腹が痛くなることがありましたが、今は症状はありません。」と話した。
身長165cm、体重54kg、BMI19.8kg/m2。空腹時の血液検査値は、血糖78mg/dL、HbA1c6.0%、総コレステロール168mg/dL、HDLコレステロール42mg/dL、トリグリセリド135mg/dL、アミラーゼ112U/L(基準値:37~125U/L)、CRP0.2mg/dL。
外来通院3か月後に、患者から「脂肪の多い食事をすると腹痛があるので、食事に気をつけています。これまでは自宅で作った弁当を会社に持参していましたが、今後は昼食を同僚と近くの飲食店で食べたいと思っています。どのようなメニューを選ぶと良いでしょうか。」と相談があった。患者に適した主菜の例として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ハンバーグ
- かれいの煮付け
- さばの塩焼き
- 豚の生姜焼き
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (1件)
01
この患者は
・アルコール性慢性膵炎(代償期)
・脂肪の多い食事で腹痛がおきる
という状況です。
慢性膵炎では、脂肪摂取によって膵液分泌が刺激され、
腹痛や症状悪化を招くことがあるため、低脂肪の主菜を選択することが重要です。
誤りです。
ひき肉は脂肪を多く含み、
脂質摂取量が多くなります。
正解です。
かれいは、白身魚で脂質が少ない魚です。
また、煮付けは油を使用しない
低脂質料理です。
慢性膵炎患者の主菜として適しています。
誤りです。
さばは青魚でEPA・DHAといった良質な油が含まれますが、
脂質量は多いです。
慢性膵炎の脂肪制限下では優先されません。
また、塩焼きは塩分摂取過多になり、浮腫の原因にもなります。
誤りです。
豚肉自体に脂質が多く、調理時の油も使用が多いです。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問175)へ
第40回(2026年) 問題一覧
次の問題(問177)へ