管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問187 (応用力問題 問15)
問題文
K特定給食施設に勤務する管理栄養士である。
K特定給食施設では、食中毒予防のため、調理従事者に向けた衛生研修会を毎月実施している。この研修会では、わが国での発生件数、患者数が多い食中毒を取り上げ、K特定給食施設におけるインシデントと関連づけて、衛生管理の教育を行ってきた。
次回の研修会は、カンピロバクター・ジェジュニを原因とした食中毒予防を目的に実施することになった。研修会で取り上げるインシデントである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第40回(2026年) 問187(応用力問題 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
K特定給食施設に勤務する管理栄養士である。
K特定給食施設では、食中毒予防のため、調理従事者に向けた衛生研修会を毎月実施している。この研修会では、わが国での発生件数、患者数が多い食中毒を取り上げ、K特定給食施設におけるインシデントと関連づけて、衛生管理の教育を行ってきた。
次回の研修会は、カンピロバクター・ジェジュニを原因とした食中毒予防を目的に実施することになった。研修会で取り上げるインシデントである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 検収記録簿に、鶏肉が12℃で納品された記録があった。
- 下処理室の器具用の消毒保管庫が、70℃に設定されていた。
- フライヤーに鶏肉を投入する調理従事者が、使用後の手袋をフライヤー脇の調理台に放置した。
- 加熱後の鶏の照り焼きを温蔵庫に入れ忘れた。
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この過去問の解説 (1件)
01
<カンピロバクターの特徴>
・原因食品は鶏肉(特に生・加熱不十分なもの)
・感染経路に二次汚染(交差汚染)があります。少ない菌数でも感染します。
・十分な加熱(中心温度75℃で1分以上)が有効です。
そのため、調理現場では、
・生の鶏肉を扱った手や手袋
・包丁・まな板・調理台
などによる二次汚染を防ぐことが重要です。
誤りです。
不適切ではありますが、カンピロバクターに特有のインシデントとはいえません。
冷蔵品は一般に10℃以下での管理が望まれるため問題はありますが、
カンピロバクター予防との関連では優先度は高くありません。
誤りです。
器具の消毒保管庫は通常80℃以上で管理しますが、
これは器具の衛生管理に関する内容であり、
カンピロバクター特有のインシデントではありません。
正解です。
生の鶏肉に触れた手袋にはカンピロバクターが付着している可能性があります。
その手袋を調理台に放置すると、
・調理台が汚染される
・他の食品や器具へ菌が広がる
など、二次汚染(交差汚染)を引き起こす危険があります。
誤りです。
加熱後の温度管理の問題であり、主にウェルシュ菌や黄色ブドウ球菌などの増殖リスクと関係します。
カンピロバクターは加熱で死滅するため、
加熱後の放置は本菌による食中毒の主な原因ではありません。
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