管理栄養士 過去問
第40回(2026年)
問199 (応用力問題 問27)
問題文
K県健康増進課に勤務する管理栄養士である。
K県では5年ごとに国民健康・栄養調査の方法に準じた県民健康・栄養調査を実施し、県民の栄養素等摂取量の平均値を求めて、前回調査からの変化を比較することで、施策の評価につなげてきた。しかし、これまでは、県民における栄養素の摂取不足者の割合を評価することができなかった。
そこで、今回の調査では、これまでの調査結果との比較に加え、日本人の食事摂取基準を基にEARカットポイント法を用いた評価を行うことを目的として、食事調査方法を検討することになった。
今回の調査目的を達成すると同時に、対象者の負担を考慮しつつ実施できる食事調査方法に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第40回(2026年) 問199(応用力問題 問27) (訂正依頼・報告はこちら)
K県健康増進課に勤務する管理栄養士である。
K県では5年ごとに国民健康・栄養調査の方法に準じた県民健康・栄養調査を実施し、県民の栄養素等摂取量の平均値を求めて、前回調査からの変化を比較することで、施策の評価につなげてきた。しかし、これまでは、県民における栄養素の摂取不足者の割合を評価することができなかった。
そこで、今回の調査では、これまでの調査結果との比較に加え、日本人の食事摂取基準を基にEARカットポイント法を用いた評価を行うことを目的として、食事調査方法を検討することになった。
今回の調査目的を達成すると同時に、対象者の負担を考慮しつつ実施できる食事調査方法に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- K県で妥当性が確認された食物摂取頻度調査法で、調査を行う。
- 24時間食事思い出し法で、1日間の調査を行う。
- これまでの食事記録法で、7日間連続の調査を行う。
- これまでの食事記録法で、連続しない2日間の調査を行う。
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この過去問の解説 (1件)
01
EARカットポイント法とは、EAR(推定平均必要量)を用いて、
栄養素の摂取不足者の割合を推定する方法です。
そのためには、
対象者の通常の摂取量を推定する必要があります。
1日だけの食事調査では、その日の食事のばらつき(日間変動)が大きく、
通常の摂取量を推定できません。
誤りです。
食物摂取頻度調査法は、
過去1か月や1年間によく食べた食品や
摂取頻度から摂取量を推定する方法です。
そのため、摂取量の誤差が大きいという特徴があります。
EARは、個人の通常の栄養素摂取量を
できるだけ正確に推定する必要があります。
よって食物摂取頻度調査法を使うことは適切ではありません。
誤りです。
1日だけでは通常の摂取量を推定できないため、
EARカットポイント法には不適切です。
誤りです。
通常の摂取量は把握しやすいですが、
対象者の負担を考慮しつつ
とあります。
7日連続は負担が非常に大きく、
県民健康・栄養調査としては現実的ではありません。
正解です。
食事記録法は精度が高く、
2日間あれば日間変動を補正することができ、
通常の摂取量を推定できます。
また、7日間より対象者の負担が少ないです。
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